研究課題/領域番号 |
15800002
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研究種目 |
特別研究促進費
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配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 千葉大学 |
研究代表者 |
伊豫 雅臣 千葉大学, 大学院・医学研究院, 教授 (50191903)
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研究分担者 |
明石 要一 千葉大学, 教育学部, 教授 (70110278)
保坂 亨 千葉大学, 教育学部, 教授 (30173579)
羽間 京子 千葉大学, 大学院・教育研究科, 助教授 (60323383)
五十嵐 禎人 (財)東京都医学研究機構, 東京都精神医学総合研究所, 主任研究員 (40332374)
武井 教使 浜松医科大学, 医学部, 助教授 (80206937)
三國 雅彦 群馬大学, 医学部, 教授 (00125353)
松岡 洋夫 東北大学, 医学部, 教授 (00173815)
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研究期間 (年度) |
2003 – 2004
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研究課題ステータス |
完了 (2004年度)
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配分額 *注記 |
6,500千円 (直接経費: 6,500千円)
2004年度: 6,500千円 (直接経費: 6,500千円)
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キーワード | 司法精神保健 / 診断基準 / 心神喪失者等医療観察法 / 精神鑑定 / 少年犯罪 / 触法精神障害 / 責任能力 / McNaughten rule / 刑事精神鑑定 / 措置入院 |
研究概要 |
今年度は1、国際会議開催、2、研究会、3、少年非行に関する調査研究を行った。 1、英国精神医学研究所司法精神医学研究部Fahy教授、豪州・クィーンズランド統合司法精神保健センター長Kingswell先生を招聘し、我が国からは分担研究者である五十嵐禎人先生により、英国、豪州、日本における司法精神保健に関する制度、医療、教育・研修、研究についての講演を得た。また、司法精神保健に関連した、最近の生物学的研究について伊豫雅臣が発表し、・千葉大学大学院専門法務研究科 本江威憙客員教授より指定討論を得た。英国、豪州とも触法精神障害者の医療施設として保安度の異なるものを有し、社会復帰に向けた体制が確立されている。また、裁判所と精神科医との連携体制も確立されている。我が国では平成17年度より心神喪失者等医療観察法が施行されるが、未だ整備途中である。また、生物学的診断法の確立も重要であることが指摘された。 2、研究会は、検察庁より精神障害者の行った重大犯罪に関する公判記録の閲覧許可を得ることができた。その公判記録に基づき、精神科医、法学者、教育学者、生理学者により研究会を4回行った。精神医学では診断基準が複数使用されているが、精神鑑定においては診断基準を統一化するとともに、是非弁別能力判定についてのガイドラインが必要であることが指摘された。 3、少年非行においては「怒り」が重要な役割を果たしており、そのマネージメント法を確立・普及させることが重要であること、また外国人少年非行の防止に関しては日本語学校の役割を認識する必要のあること、さらに非行傾向のある少年に対する校内サポートチームの形成の必要性について調査された。
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