| 研究課題/領域番号 |
15800005
|
|---|
| 研究種目 |
特別研究促進費
|
| 配分区分 | 補助金 |
|---|
| 研究機関 | 横浜国立大学 |
|---|
研究代表者 |
鈴木 邦雄 横浜国立大学, 教育担当理事(副学長) (30018048)
|
|---|
| 研究分担者 |
岩槻 邦男 東京大学, 名誉教授 (10025348)
大澤 雅彦 東京大学, 大学院・新領域創成科学研究科, 教授 (80092477)
馬場 敏幸 琉球大学, 熱帯生物圏・研究センター, 教授 (30117585)
松井 淳 奈良教育大学, 教育学部, 教授 (30281976)
村上 雄秀 , 財・国際生態学センター, 主席研究員 (80261139)
|
|---|
| 研究期間 (年度) |
2003 – 2006
|
| 研究課題ステータス |
完了 (2006年度)
|
| 配分額 *注記 |
25,200千円 (直接経費: 25,200千円)
2006年度: 8,900千円 (直接経費: 8,900千円)
2005年度: 7,700千円 (直接経費: 7,700千円)
2004年度: 8,600千円 (直接経費: 8,600千円)
|
|---|
| キーワード | 生態系修復・整備 / 生物圏現象 / 生態学 / 生物圏保存地域 / 人間と生物圏 / ユネスコ / 屋久島 / 白山 |
|---|
| 研究概要 |
本研究では、国内4箇所の生物圏保存地域(ユネスコの政府間長期国際協力研究事業:MAB計画、Biosphere Reserve)を対象とした植物相を中心とする生物・生態インベントリー調査を行った。ユネスコ認定(1981年)後20年目に義務づけられているfollow-up調査を国際対応として緊急に実施するものである。生物圏保存地域に指定されている屋久島、白山、志賀高原、大台ケ原・大峰の4箇所を対象とした植物相・動物相のリストアップとその分布域、生態特性、生態系としての生物多様性に焦点を当て、(1)地域史、植物誌、既発表資料の収集を行った。(2)生物圏保存地域の特性である利用頻度・保存様式・人間とのかかわりに応じた3つのゾーンにおける生物多様性の比較が可能なデータ収集を行った。(3)「新・生物多様性国家戦略」において問われている、野生の植物・植生が持続的に存続できる環境(生態系)の確保、過去20年間おける環境変化とその影響について明らかにし、最終的に生物多様性回復の将来予測を行うために、各種地図情報の入手とデータ化を行なうと共に、過去のある時点と現在を比較する植生図や特定植物の生育生態分布に関する資料の収集を行った。
本年度は最終年度に当たるため、報告書『CATALOGUE OF UNESCO/MAB BIOSPHERE RESEARVES IN JAPAN日本のユネスコ/MAB生物圏保存地域カタログVersion II』をまとめて、平成19年3月に発行している。また、東・東南アジアの生物圏保存地域の国際ネットワークに関連して、タイ、カンボジアなどの生物圏保存地域及びその予定地を対象として現地国との連携・共同研究等を実施している。
|
