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細胞内ウイルスRNAセンサー、RLRの機能解析

研究課題

研究課題/領域番号 15F15112
研究種目

特別研究員奨励費

配分区分補助金
応募区分外国
研究分野 ウイルス学
研究機関京都大学

研究代表者

藤田 尚志  京都大学, ウイルス・再生医科学研究所, 教授 (10156870)

研究分担者 GERLACH MICHAELA  京都大学, ウイルス・再生医科学研究所, 外国人特別研究員
研究期間 (年度) 2015-10-09 – 2018-03-31
研究課題ステータス 完了 (2016年度)
配分額 *注記
1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
2016年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
2015年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
キーワードインフルエンザAウイルス / インターフェロン / RIG-I / ウイルスRNA / 核移行 / 核外輸送 / 自然免疫 / 核移行シグナル / ウイルス / NLS / NES / 細胞核 / 細胞質 / インポーティン
研究実績の概要

A型インフルエンザウイルス(IAV)は毎年の季節性の流行に加え、変異型ウイルスによる大流行を起こし、人類の脅威となっている。IAVのが感染すると細胞内にウイルスRNAが出現し、それをRIG-Iが感知して自然免疫機構を活性化する。感染初期に起きる自然免疫応答はその後のウイルスの排除の成否に重要である。RIG-Iはこれまで細胞質に出現するウイルスRNAの感知を担っていると考えられてきたが、本研究では核内での機能を検証した。その結果、RIG-Iは核移行するが、核外輸送によって見かけ上、細胞質に局在することが判明した。次に核におけるRIG-Iの抗ウイルス活性を検討する目的で、種々のRIG-Iの変異体の発現ベクターを作成し、IAV(核で複製)及びRift Valley fever virus(細胞質で複製)のミニゲノムを利用したルシフェラーゼアッセイによって検討した。その結果、核に強く局在するRIG-Iはより強くIAVの複製を抑制することを見出した。核ではRIG-I自身が直接ウイルス複製を阻害することが明らかとなった。以上、本研究は、研究機関が一年に満たなかったにもかかわらず、新たな知見を得ることができた。現在論文投稿の準備中である。

現在までの達成度 (段落)

翌年度、交付申請を辞退するため、記入しない。

今後の研究の推進方策

翌年度、交付申請を辞退するため、記入しない。

報告書

(2件)
  • 2016 実績報告書
  • 2015 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2017 その他

すべて 国際共同研究 (1件) 学会発表 (1件) (うち国際学会 1件)

  • [国際共同研究] Justus Liebig University Giessen/Pfrof. Friedemann Weber(Germany)

    • 関連する報告書
      2016 実績報告書
  • [学会発表] Nuclear RIG-I as an influenza A virus restriction factor2017

    • 著者名/発表者名
      Michaela Gerlach
    • 学会等名
      27th Annual Meeting of the Society for Virology
    • 発表場所
      Marburg, GERMANY
    • 年月日
      2017-03-22
    • 関連する報告書
      2016 実績報告書
    • 国際学会

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公開日: 2015-11-26   更新日: 2024-03-26  

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