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文学テキストおよび視覚資料を用いたペルシア語教授法の研究

研究課題

研究課題/領域番号 15H00021
研究種目

奨励研究

配分区分補助金
研究分野 外国語・外国文学
研究機関大東文化大学

研究代表者

中村 菜穂  大東文化大学, 非常勤講師

研究期間 (年度) 2015
研究課題ステータス 完了 (2015年度)
配分額 *注記
500千円 (直接経費: 500千円)
2015年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
キーワードペルシア語教育 / 文学 / イラン
研究実績の概要

<研究目的>
本研究は、文学テキストおよび視覚資料を用いたペルシア語教授法の研究を目的として行われた。特に大学の語学教育が置かれた現状に鑑み、学習者の意欲向上および教育内容の充実化を図ることを目的とした。
<研究方法>
上述の目的のため、本研究はペルシア語によって構築されたイランの文化に着目し、文学テキストや視覚資料を語学教育に活用するための調査研究を行った。第一に、既存のペルシア語教材および語学関連書籍を国内外で収集し、比較分析を行った。それらの分析をもとに、教材サンプルの作成、および文学・文化を中心とするペルシア語教授法の開発に取組んだ。また写真や映像等視覚資料の収集を行い、授業において活用した。
<研究成果>
本研究の取組みにより、授業内では学習者の意欲を一定程度向上させることができた。特に、イランの文学および文化に関する書籍や映像資料を用いることで、当該地域の言語文化についての学習者の知識と関心の幅を広げることができた。それとともに、多様な教材・教授法の比較検討から、主にペルシア語学に関する、現時点で未解決の問題も明らかになった。これらの成果および今後の課題について、2016年3月6-7日にテヘランで行われた国際会議に出席して報告を行った。その後、現地で得られた知見を含め、2016年3月26-27日に大阪大学で開催されたイラン研究会において本研究の成果報告を行った。
特に上記の国際会議で、ペルシア語学そのものに関して、イラン本国での最新の議論に触れることができた点、またペルシア語教育が抱える問題点について参加各国の教育者と情報交換ができた点は、当初の計画に含まれていなかったものの、ペルシア語教育の世界的な動向や水準を知るうえで、大きな収穫であった。また国内の研究会においてもペルシア語教育の今後のあり方をめぐって活発な議論が行われた。

報告書

(1件)
  • 2015 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2016

すべて 学会発表 (2件)

  • [学会発表] ペルシア語教育の現状と課題 : 大東文化大学での事例および現地調査をもとに2016

    • 著者名/発表者名
      中村 菜穂
    • 学会等名
      イラン研究会
    • 発表場所
      大阪大学
    • 年月日
      2016-03-27
    • 関連する報告書
      2015 実績報告書
  • [学会発表] Persian Education in Japan(ペルシア語)2016

    • 著者名/発表者名
      Naho Nakamura
    • 学会等名
      Neshast-e beyn al-melali-ye zaban-e Farsi va chaleshha-ye faravari-ye an
    • 発表場所
      テヘラン、国際研究教育センター
    • 年月日
      2016-03-07
    • 関連する報告書
      2015 実績報告書

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公開日: 2015-04-16   更新日: 2016-12-27  

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