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教員養成大学における研究支援部門の役割 : 教育委員会・学校との連携に着目して

研究課題

研究課題/領域番号 15H00091
研究種目

奨励研究

配分区分補助金
研究分野 教育学・教育社会学
研究機関福岡教育大学

研究代表者

秦 矩之  福岡教育大学, 連携推進課, 事務職員

研究期間 (年度) 2015
研究課題ステータス 完了 (2015年度)
配分額 *注記
400千円 (直接経費: 400千円)
2015年度: 400千円 (直接経費: 400千円)
キーワード教員養成大学 / 研究支援 / 教育委員会・学校との連携
研究実績の概要

1 研究目的・方法
本研究では、教育委員会・学校との組織的な連携が求められる教員養成大学における研究支援担当部門の現状と課題を明らかにするため、44教員養成大学の研究支援担当部門に対するアンケート調査及び研究支援担当職員7名に対するインタビュー調査を行った。
2 研究成果
アンケート調査(回答率 : 59.1%)の結果、(1)教育委員会等との連携に研究支援担当部門が関わっているケースは少ないこと、また、(2)教員養成単科大学における取組について、外部との窓口の設置や研究(者)情報の公開は行われているものの、ニーズの収集や研究シーズの発掘、両者のマッチングといった取組はあまり行われていないことがうかがえた。
インタビュー調査では、(1)地域連携担当部門との関わりを業務上ほとんど意識することはなく、情報共有もあまりなされていない、(2)他部門との連携や情報共有、外部との窓口の一元化が必要、(3)URA・コーディネーター等専門職が配置されていないため、申請・報告等の事務手続きを行うに留まっている、という声が聞かれた。
これらの結果から、教員養成大学における研究支援担当部門として、(1)企業のみならず教育委員会等との「共同研究」も視野に入れた連携の推進、(2)外部との連携窓口となっている部署との密接な情報共有や連携、(3)連携をコーディネートする人材の活用という3点が特に重要であることが示唆された。
3 研究成果を踏まえた勤務先での取り組み
本研究の成果を踏まえて、教育委員会OBの「研究支援コーディネーター」を活用し、県内の教育委員会・学校関係者にアンケートを実施し、ニーズの把握や共同研究テーマの発掘を行った。また、研究者の研究内容やその活用可能性を分かりやすく説明した「福岡教育大学研究シーズ集」を作成・配布するとともに、公式ホームページに掲載した。今後、教育委員会等との連携窓口担当部署と協力して、積極的に展開する予定である。

報告書

(1件)
  • 2015 実績報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて 2015 その他

すべて 学会発表 (2件) 備考 (1件)

  • [学会発表] 教員養成大学における研究支援担当部署の役割について-教育委員会・学校との連携を促進するための取組-2015

    • 著者名/発表者名
      秦 矩之
    • 学会等名
      Q-conference2015(Q-Links(九州地域大学教育改善FD・SDネットワーク)年次報告会)
    • 発表場所
      福岡教育大学(福岡県・宗像市)
    • 年月日
      2015-12-05
    • 関連する報告書
      2015 実績報告書
  • [学会発表] 教員養成大学における教育委員会・学校との連携に係る研究支援部門の役割について2015

    • 著者名/発表者名
      秦 矩之
    • 学会等名
      大学行政管理会(第19回定期総会・研究集会)
    • 発表場所
      関西大学千里山キャンパス(大阪府・吹田市)
    • 年月日
      2015-09-06
    • 関連する報告書
      2015 実績報告書
  • [備考] 「福岡教育大学研究シーズ集」(福岡教育大学公式ホームページ内)

    • URL

      http://www.fukuoka-edu.ac.jp/activities/research/seeds

    • 関連する報告書
      2015 実績報告書

URL: 

公開日: 2015-04-16   更新日: 2016-12-27  

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