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中高接続におけるGeogebraを用いたICT活用の実践検証

研究課題

研究課題/領域番号 15H00277
研究種目

奨励研究

配分区分補助金
研究分野 数学
研究機関芝浦工業大学

研究代表者

古宇田 大介  芝浦工業大学, 柏中学高等学校, 教員

研究期間 (年度) 2015
研究課題ステータス 完了 (2015年度)
配分額 *注記
500千円 (直接経費: 500千円)
2015年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
キーワードICT / Geogebra / 数学的活動
研究実績の概要

1. 高等学校1年の授業において、ICTを活用したグループ活動を実施(20時間程度)。
反転学習のための映像コンテンツを作成し、これを活用して4人1グループによる協働学習活動を行った。授業評価アンケートなどの結果から、ICTを活用することで、生徒の学習への取り組みが、より主体的なものになることが実証された。中学と高校の接続としても一定の効果が得られた。
また、タブレットPC上におけるGeogebraなどのソフトウェアを活用することで、従来のPCに比べ容易にコンテンツを制作することができた。生徒も従来のPCを活用した授業に比べて参加しやすいものとなった。
2. 高等学校1年の授業において、Geogebraを用いた探究活動を実施(8時間程度)。
教材は数学A「図形の性質」で扱われる代数的作図を柱とし、数学Ⅱ「図形と方程式」にある軌跡の内容を含めた。各グループでタブレットPCを共有し、動的数学ソフトの特徴を生かした探究活動を実施した。
生徒へのアンケート結果から、証明の作成など論理的な力を育む活動上においても、ICTの活用が大きく寄与できることが実証された。
3. 到達度の客観指標については、模擬試験の成績も活用する。これについては長期的視野に立って
教育効果の検証を継続する。
4. 上記の成果については日本数学教育学会で口頭発表を行った。
また、2016年7月に開催されるICME13においてもポスター発表を行う予定である。

報告書

(1件)
  • 2015 実績報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて 2016 2015

すべて 雑誌論文 (1件) 学会発表 (2件)

  • [雑誌論文] Geogebraを活用したBYOD型の探究活動2015

    • 著者名/発表者名
      古宇田 大介
    • 雑誌名

      数学教育(東京理科大学数学教育研究会)

      巻: 57 ページ: 74-77

    • 関連する報告書
      2015 実績報告書
  • [学会発表] THE USE OF ICT LIKE GEOGEBRA IN THE MATHEMATICAL ACTIVITY2016

    • 著者名/発表者名
      古宇田 大介
    • 学会等名
      数学教育世界会議ICME13
    • 発表場所
      ハンブルク大学
    • 年月日
      2016-07-25
    • 関連する報告書
      2015 実績報告書
  • [学会発表] Geogebra 5を活用した授業研究2015

    • 著者名/発表者名
      古宇田 大介
    • 学会等名
      日本数学教育学会全国(北海道)大会
    • 発表場所
      北海道札幌南高等学校
    • 年月日
      2015-08-07
    • 関連する報告書
      2015 実績報告書

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公開日: 2015-04-16   更新日: 2016-12-27  

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