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維持管理における橋梁の総合評価手法に関する基礎的研究

研究課題

研究課題/領域番号 15H00393
研究種目

奨励研究

配分区分補助金
研究分野 工学Ⅲ(土木・建築工学系)
研究機関金沢大学

研究代表者

小川 福嗣  金沢大学, 理工研究域, 技術職員

研究期間 (年度) 2015
研究課題ステータス 完了 (2015年度)
配分額 *注記
200千円 (直接経費: 200千円)
2015年度: 200千円 (直接経費: 200千円)
キーワード橋梁長寿命化修繕計画 / 補修優先順位評価
研究実績の概要

1)目的
限られた予算内で多数の既存橋梁を維持管理していく中で, 適時適切な補修を行うためには補修優先度の評価が重要となる. 現在のところ確立した評価手法はなく, 各管理者が独自に評価していることが多い.
本研究では維持管理における優先度評価手法について, 現在の評価手法について整理するとともに, 算術積型モデルによる評価手法の検討を行うことを目的とする.
2)成果
都道府県が策定している橋梁長寿命化計画を中心に現状の優先度評価手法については, 大きく以下の2つの評価手法に分類されていた.
(1)各評価に重みをつけて総合得点化する方法
(2)多様な評価尺度に基づいた評価結果をマトリクス表等に整理する方法
単一の指標に数値化をする必要がない2)による評価手法が多くを占めていた. (1)による評価手法としては重みづけ算術和による評価が多くを占めるが, 山梨県など独自の評価方法を採用しているところもあった.
(1)の総合得点化手法の一つとして, 算術積による評価手法について検討を行った.
算術和の場合に項目の重み係数が小さい場合, 最低値となっている場合であっても総合評価へ与える影響が限定され適切に評価できなかった点は, 算術積により総合評価反映できることが分かった.
しかし, 重みづけ算術和による評価方法の方が適切に評価できる場合もあり,
複数の評価手法を組合わせた総合評価を行う必要があるといえる.

報告書

(1件)
  • 2015 実績報告書

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公開日: 2015-04-16   更新日: 2020-05-15  

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