研究課題/領域番号 |
15H01783
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
地理学
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研究機関 | お茶の水女子大学 |
研究代表者 |
宮澤 仁 お茶の水女子大学, 基幹研究院, 准教授 (10312547)
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研究分担者 |
中村 努 高知大学, 教育研究部人文社会科学系教育学部門, 講師 (00572504)
畠山 輝雄 鳴門教育大学, 大学院学校教育研究科, 准教授 (20508741)
久木元 美琴 大分大学, 経済学部, 准教授 (20599914)
田原 裕子 國學院大學, 経済学部, 教授 (40282511)
中條 曉仁 静岡大学, 教育学部, 准教授 (40432190)
埴淵 知哉 中京大学, 国際教養学部, 教授 (40460589)
杉浦 真一郎 名城大学, 都市情報学部, 教授 (50324059)
若林 芳樹 首都大学東京, 都市環境科学研究科, 教授 (70191723)
本岡 七海 (稲田七海) 大阪市立大学, 都市研究プラザ, 都市研究プラザ特別研究員 (70514834)
小泉 諒 神奈川大学, 人間科学部, 准教授 (70756246)
由井 義通 広島大学, 教育学研究科, 教授 (80243525)
山内 昌和 早稲田大学, 教育・総合科学学術院, 准教授 (90415828)
加茂 浩靖 日本福祉大学, 経済学部, 教授 (90454412)
花岡 和聖 立命館大学, 文学部, 准教授 (90454511)
神谷 浩夫 金沢大学, 人間科学系, 教授 (40192546)
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研究協力者 |
平井 誠
THANG Leng Leng
西 律子
三浦 尚子
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
35,360千円 (直接経費: 27,200千円、間接経費: 8,160千円)
2018年度: 5,720千円 (直接経費: 4,400千円、間接経費: 1,320千円)
2017年度: 6,760千円 (直接経費: 5,200千円、間接経費: 1,560千円)
2016年度: 7,150千円 (直接経費: 5,500千円、間接経費: 1,650千円)
2015年度: 15,730千円 (直接経費: 12,100千円、間接経費: 3,630千円)
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キーワード | 地域計画 / 社会保障 / 地域ケアシステム / 地域人口 / 地域共生社会 / 人文地理学 / 地理情報システム / 地域ケア / GIS(地理情報システム) / 地理情報システム(GIS) |
研究成果の概要 |
本研究では、地理的・空間的視点からの社会保障研究を体系化するために、従来個々に活動してきた地理学研究者が連携し、日本の社会保障における重要政策である地域ケアシステム構築に関して実証的研究に取り組んだ。本研究における第一の成果は、ジオ・ビジュアライゼーションの手法から、福祉・医療分野のサービスや社会資源の国内水準にみられる大きな地域差(格差)を体系的に把握したことである。第二の成果は、これまで個別記載的研究が多かった反省に基づき、地域特性の異なる複数の自治体とケアの対象を選び、ローカルガバナンスの観点から各自治体の地域ケアシステムの特徴、構築過程、課題について明らかにしたことである。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
第一の成果は、従来一元化されていなかった社会保障領域の地理空間情報を集成したことにより得られたものであり、その成果を社会・国民にわかりやすく説明するためにアトラスを編集して刊行した。第二の成果に関しては、従来個々に活動してきた研究者が連携して政策研究に取り組んだことは、斯学の社会保障研究の発展を促した。さらに、地域ケアシステムのあり方を地域特性に応じて、また高齢者に加えて子育て家庭や困窮者等の地域生活支援も含めて具体的に解明したことは、地理的・空間的視点の導入という社会保障研究からの期待に地理学から応えるとともに、地域共生社会の実現に向けた学問的成果を提示しており社会的意義がある。
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