研究課題
基盤研究(A)
癌ワクチンの機能には、細胞傷害性T細胞の活性化を介して標的細胞を抗原特異的に攻撃する『細胞性免疫』の誘導が必須である。これを人工的に誘導する技術として、DNAワクチンは非常に有用な技術である。一方、腫瘍内は免疫が負に制御された環境であり、効果的な癌ワクチンを開発するためには、腫瘍内環境を矯正する技術が必要である。我々はこれまで、細胞内環境に応答して生体膜を突破し、自己崩壊する脂質様材料(ssPalm)と、本材料から形成されるナノ粒子製剤技術を開発している。本研究では、ssPalmを基盤とした遺伝子および低分子のデリバリー技術を開発し、生体内の抗腫瘍免疫を人工的に制御するため技術へと応用した。
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すべて 雑誌論文 (10件) (うち国際共著 1件、 査読あり 10件、 謝辞記載あり 6件、 オープンアクセス 2件) 学会発表 (14件) (うち国際学会 8件、 招待講演 9件) 産業財産権 (1件)
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