研究課題/領域番号 |
15H01851
|
研究種目 |
基盤研究(A)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
地域研究
|
研究機関 | 東京外国語大学 |
研究代表者 |
小川 英文 東京外国語大学, 大学院総合国際学研究院, 教授 (20214025)
|
研究分担者 |
岩崎 稔 東京外国語大学, 大学院総合国際学研究院, 教授 (10201948)
佐々木 孝弘 東京外国語大学, 大学院総合国際学研究院, 教授 (10225873)
島田 志津夫 東京外国語大学, 大学院総合国際学研究院, 講師 (20624117)
吉田 ゆり子 東京外国語大学, 大学院総合国際学研究院, 教授 (50196888)
山内 由理子 東京外国語大学, 大学院総合国際学研究院, 准教授 (50626348)
菊池 陽子 東京外国語大学, 大学院総合国際学研究院, 准教授 (60334447)
小田原 琳 東京外国語大学, 大学院総合国際学研究院, 准教授 (70466910)
米谷 匡史 東京外国語大学, 大学院総合国際学研究院, 教授 (80251312)
大川 正彦 東京外国語大学, 大学院総合国際学研究院, 教授 (80323731)
李 孝徳 東京外国語大学, 大学院総合国際学研究院, 教授 (90292721)
小松 久男 東京外国語大学, 世界言語社会教育センター, 教授 (30138622)
島田 周平 名古屋外国語大学, 世界共生学部, 教授 (90170943)
|
研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2020-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
|
配分額 *注記 |
31,850千円 (直接経費: 24,500千円、間接経費: 7,350千円)
2019年度: 7,020千円 (直接経費: 5,400千円、間接経費: 1,620千円)
2018年度: 5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2017年度: 6,110千円 (直接経費: 4,700千円、間接経費: 1,410千円)
2016年度: 6,240千円 (直接経費: 4,800千円、間接経費: 1,440千円)
2015年度: 7,410千円 (直接経費: 5,700千円、間接経費: 1,710千円)
|
キーワード | 地域研究 / グローバリーゼーション / コンフリクト / レジリエンス / 批判理論 / レイシズム / 総力戦 / アジア太平洋戦争 / マイノリティ動員 / 社会的包摂 / グローバリゼーション / 人流 / 植民地主義 / 帝国 / 間帝国 / 帝国主義 / 島嶼研究 / コンフリクト耐性 / 批判的地域主 / 地域間比較研究 / 「植民地責任」論 / ナショナリズム |
研究成果の概要 |
本研プロジェクトでは、東西冷戦構造の終結以後、一気に進んだグローバリゼーションのもと、国際関係、国民国家、地域の伝統、国史といった従来の学的枠組みに依拠しえなくなった諸地域研究をどう再考するのかという問題意識から地域研究者たちが集って企画され、個々の研究者が各自の研究を進めつつ、東アジア(2015 年)、アフリカ(2016年)、中央アジア(2016年)、南アジア(2017年)、オセアニア(2018年)、東南アジア(2020年)、貫太平洋(2020年)の諸地域において、地域研究の視角を再設定して現況の地域研究を批判的に検証しつつ、今後の在り方を模索する国際シンポジウムの開催を通して行った。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
グローバリゼーションの進展とともに諸地域で常態化しているかつてない形での社会的コンフリクトに対し、学的に対応するための輻輳的な研究論点を多角的に定めることで、国民国家を単位とした自足的な地域研究のアプローチを刷新しつつ、グローバリゼーションによって顕になっているローカリティ(地域性)とコンフリクト耐性を剔抉する批判的地域主義的な立ち位置からの学問的交流・対話を通じて、旧来の学問的了解や既存の研究枠組みでは把握が困難になっている現況の各地域の諸事象の特性、内的構造、ダイナミズムを総合的に解析することができた。
|