研究課題/領域番号 |
15H01888
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
史学一般
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
周藤 芳幸 名古屋大学, 人文学研究科, 教授 (70252202)
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研究分担者 |
金山 弥平 名古屋大学, 人文学研究科, 教授 (00192542)
長田 年弘 筑波大学, 芸術系, 教授 (10294472)
師尾 晶子 千葉商科大学, 商経学部, 教授 (10296329)
高橋 亮介 首都大学東京, 人文科学研究科, 准教授 (10708647)
佐藤 昇 神戸大学, 人文学研究科, 准教授 (50548667)
大林 京子 (山花京子) 東海大学, 文学部, 准教授 (50594157)
田中 創 東京大学, 大学院総合文化研究科, 准教授 (50647906)
藤井 崇 関西学院大学, 文学部, 准教授 (50708683)
芳賀 京子 東北大学, 文学研究科, 教授 (80421840)
中野 智章 中部大学, 国際関係学部, 教授 (90469627)
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研究協力者 |
桜井 万里子
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
26,260千円 (直接経費: 20,200千円、間接経費: 6,060千円)
2017年度: 8,450千円 (直接経費: 6,500千円、間接経費: 1,950千円)
2016年度: 8,450千円 (直接経費: 6,500千円、間接経費: 1,950千円)
2015年度: 9,360千円 (直接経費: 7,200千円、間接経費: 2,160千円)
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キーワード | 比較史 / 地中海 / 知識 / 伝達 / メディア / 口承 / 文字 / 図像 / 地中海世界 / 知の伝達 / 碑文 / エジプト |
研究成果の概要 |
古代地中海世界に生起した文明社会において、それぞれの個性的な文化の創造と継承、そして相互交流に果たした知の伝達形態の特徴とは、いかなるものであったのか。本研究では、哲学、歴史学、考古学、美術史学というディシプリンの壁を越えて、我が国を代表する中堅の研究者が共同し、国際的なアカデミアの第一線で活躍している研究者と連携しつつ、この問題の解明に取り組んだ。そこでは、メディアとしての口承、文字、図像をめぐる国際研究集会や講演会の開催を通じて、社会の中での共時的及び通時的な知の伝達に果たした媒体の多様な側面が明らかにされた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の学術的意義は、古代地中海文明が一千年以上にわたって独自の世界を安定的に存続させることができた理由を、その構成員の間で行われていた知の伝達の独自のあり方に求め、その特性を学際的な研究によって明らかにしたことである。本研究プロジェクトによって研究期間中に開催された各種の国際研究集会、講演会、シンポジウムは、知の伝達の問題の意義を広く学界に認識させただけではなく、我が国の古代地中海文明研究のさらなる国際化と高度化に貢献したものと判断される。
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