研究課題/領域番号 |
15H02014
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
応用物性
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
寺嶋 孝仁 京都大学, 理学研究科, 教授 (40252506)
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研究分担者 |
笠原 裕一 京都大学, 理学研究科, 准教授 (10511941)
花栗 哲郎 国立研究開発法人理化学研究所, その他, 研究員 (40251326)
池田 浩章 立命館大学, 理工学部, 教授 (90311737)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
42,380千円 (直接経費: 32,600千円、間接経費: 9,780千円)
2017年度: 7,670千円 (直接経費: 5,900千円、間接経費: 1,770千円)
2016年度: 11,960千円 (直接経費: 9,200千円、間接経費: 2,760千円)
2015年度: 22,750千円 (直接経費: 17,500千円、間接経費: 5,250千円)
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キーワード | 重い電子系 / 超伝導 / MBE / STM / 希土類金属間化合物 / 人工超格子 / 2次元 / 界面 / 界面、表面 / 空間反転対称性の破れ / STMその場観測 |
研究成果の概要 |
f電子系希土類金属間化合物について、精密なナノ構造制御をMBE成長技術により実現し、その表面/界面および低次元系を舞台とした新奇な物理現象の創製を行った。重い電子系超伝導体(CeCoIn5)と反強磁性体(CeRhIn5)人工超格子において、圧力を印加し、CeRhIn5を量子臨界点に到達させると、界面を通してCeCoIn5層に磁気ゆらぎが注入され、超強結合超伝導状態になることが明らかになった。STMのその場観測により重い電子系エピタキシャル薄膜の表面状態、電子状態の観測に初めて成功し、CeCoIn5の超伝導状態、Znを不純物としてドーピングした場合の超伝導の抑制機構を明らかにした。
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