研究課題/領域番号 |
15H02032
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
プラズマエレクトロニクス
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
堀 勝 名古屋大学, 工学研究科, 教授 (80242824)
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研究分担者 |
近藤 博基 名古屋大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (50345930)
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連携研究者 |
石川 健治 名古屋大学, 大学院工学研究科, 特任教授 (60417384)
竹田 圭吾 名城大学, 理工学部, 准教授 (00377863)
田中 宏昌 名古屋大学, 大学院工学研究科, 特任准教授 (00508129)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
38,350千円 (直接経費: 29,500千円、間接経費: 8,850千円)
2017年度: 9,620千円 (直接経費: 7,400千円、間接経費: 2,220千円)
2016年度: 8,710千円 (直接経費: 6,700千円、間接経費: 2,010千円)
2015年度: 20,020千円 (直接経費: 15,400千円、間接経費: 4,620千円)
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キーワード | プラズマ / カーボンナノウォール / グラフェンエッジ / 分化誘導 / 骨芽細胞 / 細胞外カルシウム / 細胞内カルシウム / 骨化 / 周波数 / 壁密度 / プラズマ加工 / 細胞分化 / 再生医療 / 電気刺激 / 周波数依存性 / ヒト由来骨芽細胞様細胞 / ノジュール |
研究成果の概要 |
カーボンナノウォール(CNW)のシートナノエッジから発現する電子物性と細胞との相互作用の体系化な解明による、細胞の接着、形態と分化誘導制御が可能なバイオデバイスとプラズマバイオエレクトロニクスの開拓を目的に、CNW足場上での電気刺激重畳が骨芽細胞の増殖・分化(骨化)に及ぼす効果を解明した。周波数10 Hzの電気刺激を重畳した場合においてのみ、特異的に増殖促進と骨化の抑制が確認された。更に壁密度に対する依存性や、骨化を伴わない細胞塊の形成も見出された。これらはCNW表面のシートエッジと電気刺激とのシナジーによる細胞増殖と分化の変化を示唆し、多様な再生医療での新しい細胞制御技術の確立が期待される。
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