研究課題/領域番号 |
15H02144
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
岩石・鉱物・鉱床学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
掛川 武 東北大学, 理学研究科, 教授 (60250669)
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研究分担者 |
古川 善博 東北大学, 理学研究科, 准教授 (00544107)
小林 敬道 国立研究開発法人物質・材料研究機構, その他部局等, その他研究員 (20260028)
関根 利守 広島大学, 理学研究科, 特任教授 (70343829)
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研究協力者 |
谷口 尚 国立研究開発法人物質・材料研究機構, 機能性材料研究拠点, グループリーダー (80354413)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
43,420千円 (直接経費: 33,400千円、間接経費: 10,020千円)
2017年度: 4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2016年度: 4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2015年度: 33,800千円 (直接経費: 26,000千円、間接経費: 7,800千円)
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キーワード | 生命起源 / アミノ酸 / 核酸塩基 / 初期地球 / 隕石衝突 / ペプチド / リボース / 核酸 / 粘土鉱物 / メチオニン / ヌクレオチド |
研究成果の概要 |
以下の3つの課題に焦点をあてて生命起源に関する鍵となる研究を行った。反応系1:初期地球における隕石海洋衝突模擬実験を行い、アミノ酸、核酸塩基など生体構成主要有機分子が生成されうることを実証した。反応系2:初期地球海底および蒸発堆積物内部を想定したリボースの生成、さらにリボースのヌクレオチド化を試みた。その結果リボースの選択的安定化やヌクレオチド生成に成功した。反応系3:海底堆積物内部を想定したアミノ酸高温高圧脱水重合実験を行い、メチオニンやアスパラギン酸を用いてタンパク質の「骨格」ペプチドの生成に成功した。これら成果は初期地球のダイナミックスが「組み立て」のに重要な役割を果たしたことを示す。
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