研究課題/領域番号 |
15H02275
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
建築構造・材料
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
林 康裕 京都大学, 工学研究科, 教授 (70324704)
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研究分担者 |
多幾山 法子 首都大学東京, 都市環境科学研究科, 准教授 (10565534)
杉野 未奈 京都大学, 工学研究科, 准教授 (80758368)
吹田 啓一郎 京都大学, 工学研究科, 教授 (70206374)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
44,460千円 (直接経費: 34,200千円、間接経費: 10,260千円)
2018年度: 6,370千円 (直接経費: 4,900千円、間接経費: 1,470千円)
2017年度: 9,490千円 (直接経費: 7,300千円、間接経費: 2,190千円)
2016年度: 10,920千円 (直接経費: 8,400千円、間接経費: 2,520千円)
2015年度: 17,680千円 (直接経費: 13,600千円、間接経費: 4,080千円)
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キーワード | 伝統木造建物 / 倒壊余裕度 / 生物劣化 / 耐震補強 / 静的加力実験 / 3次元解析法 / 立体効果 / 3次元解析法 |
研究成果の概要 |
伝統木造住宅が大振幅地震動を受けたときの、損傷進展過程の解明と倒壊余裕度の定量的評価を可能とし、耐震補強の目標性能を明確化するため、調査・実験・解析に基づいた研究を行った。主な成果は、a)木材の劣化度や材料特性を非破壊で推定可能な試験法の開発、b)実験による伝統木造軸組み架構の倒壊限界の解明、c)倒壊限界に影響する住宅の構造的特徴や被害実態を解明するための調査、d)倒壊限界を定量的に把握可能な設計法の開発である。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
近年、南海地震・東南海地震・東海地震に代表されるプレート境界型の巨大地震とともに、その前後に多発する内陸活断層による直下地震の発生が切迫し、古い木造住宅の耐震性向上が急務となっている。本研究の成果である非破壊試験法や耐震診断法は、日本全国に現存する多くの伝統木造住宅や文化財建物に対して、実効性の高い耐震補強の実施や促進に大いに貢献できると考えている。
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