研究課題/領域番号 |
15H02296
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
複合材料・表界面工学
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
余語 利信 名古屋大学, 未来材料・システム研究所, 名誉教授 (00135310)
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連携研究者 |
坂本 渉 名古屋大学, 未来材料システム研究所, 准教授 (50273264)
林 幸壱朗 九州大学, 大学院歯学研究院, 准教授 (80580886)
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研究協力者 |
林 洸
山田 翔太
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
44,330千円 (直接経費: 34,100千円、間接経費: 10,230千円)
2017年度: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2016年度: 23,660千円 (直接経費: 18,200千円、間接経費: 5,460千円)
2015年度: 16,640千円 (直接経費: 12,800千円、間接経費: 3,840千円)
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キーワード | ハイブリッド材料 / 特異形状 / 赤血球状粒子 / 体内動態 / 肝硬変治療 / 特異形状粒子 / ハイブリッド / 発熱特性 / 生体材料 / 磁性 |
研究成果の概要 |
セルロースからなる、実物の赤血球と類似した赤血球状粒子 (RBC-MPs) を作製した。 RBC-MPsをマウスに静脈内投与し、蛍光イメージングにより体内動態を評価したところ、RBC-MPsは肺および脾臓への蓄積を回避し、肝臓に特異的に集積した。RBC-MPsの体内動態を活かし、線維症の原因を阻害する物質を肝臓のみに運搬することで肝硬変の治療を試みたところ、肺への副作用なく、肝機能を回復させることができた。また、磁性ナノ粒子を含有するRBC-MPsに分子インプリント法によりコルチゾール捕捉機能を賦与し、コルチゾールの選択的捕捉と磁石による粒子回収を明らかにした。
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