研究課題/領域番号 |
15H02386
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
構造生物化学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
今田 勝巳 大阪大学, 理学研究科, 教授 (40346143)
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研究分担者 |
川岸 郁朗 法政大学, 生命科学部, 教授 (80234037)
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連携研究者 |
南野 徹 大阪大学, 大学院生命機能研究科, 准教授 (20402993)
川本 晃大 大阪大学, 大学院生命機能研究科, 研究員 (90631523)
川口 辰也 大阪大学, 大学院理学研究科, 助教 (10314353)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
40,690千円 (直接経費: 31,300千円、間接経費: 9,390千円)
2017年度: 10,140千円 (直接経費: 7,800千円、間接経費: 2,340千円)
2016年度: 10,140千円 (直接経費: 7,800千円、間接経費: 2,340千円)
2015年度: 20,410千円 (直接経費: 15,700千円、間接経費: 4,710千円)
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キーワード | 構造生物学 / 生物物理 / 細菌 / 結晶構造解析 / 電子顕微鏡 / 蛋白質輸送 |
研究成果の概要 |
病原細菌の多くは、III型分泌系を用いて病原性分子を宿主細胞へ直接送り込み、宿主の生理機能を制御することで感染する。我々は III型分泌の分子機構を明らかにするため、べん毛III型輸送装置を対象とし、電子顕微鏡解析、結晶構造解析、AFM、反転膜小胞(IMV)を用いた機能解析によりIII型分泌の構造動態の解明を目指した。その結果、輸送ATPase複合体の構造と新規の役割、輸送シャペロンがダイナミックな構造変化により輸送を制御するしくみ、輸送ゲート形成過程の解明、輸送スイッチングが起こる新規分子機構、輸送基質どうしによる輸送制御といった、III型輸送における新たな概念、知見を明らかにした。
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