研究課題
基盤研究(A)
ショウジョウバエの感覚神経をモデル系として、栄養環境が樹状突起の発達に与える影響を調べたところ、未知の栄養素の不足により樹状突起の分岐数が顕著に増加する表現型を見出した。また、神経細胞内のエネルギー変換能の低下がeIF2αのリン酸化を介した翻訳抑制を起こし、樹状突起の短縮に貢献していることを示した。さらに栄養環境を神経系に伝える組織の候補として脂肪体に注目し、その発生過程を可視化できる伝学的ツールを作製した。
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