研究課題/領域番号 |
15H02482
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
昆虫科学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
嶋田 透 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 教授 (20202111)
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研究分担者 |
勝間 進 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 准教授 (20378863)
木内 隆史 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 助教 (60622892)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
41,470千円 (直接経費: 31,900千円、間接経費: 9,570千円)
2017年度: 11,050千円 (直接経費: 8,500千円、間接経費: 2,550千円)
2016年度: 10,660千円 (直接経費: 8,200千円、間接経費: 2,460千円)
2015年度: 19,760千円 (直接経費: 15,200千円、間接経費: 4,560千円)
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キーワード | 性決定 / 遺伝子量補正 / カイコ / チョウ目 / 性染色体 / 遺伝子ノックアウト / ゲノム編集 / 組換え抑制 / piRNA |
研究成果の概要 |
私たちは、カイコの雌性はW染色体に由来する雌特異的な小分子RNA(Fem piRNA)が、Z染色体に座乗する雄決定遺伝子Mascの発現を抑制することによって決定することを明らかにしてきた。本研究では、Mascの分子機能を明らかにするため、改変Mascタンパク質を用いた実験を行った結果、ジンクフィンガードメインは性決定に必要でなく、中央付近のシステイン残基が必須であることが明らかになった。また、カイコに近縁のイチジクカサンもMascが雄の決定をしていることが明らかになった。さらに、Mascをノックアウトしたカイコは胚子期に雄特異的な致死を起こすことも明らかにした。
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