研究課題/領域番号 |
15H02497
|
研究種目 |
基盤研究(A)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
創薬化学
|
研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
二木 史朗 京都大学, 化学研究所, 教授 (50199402)
|
連携研究者 |
武内 敏秀 京都大学, 化学研究所, 助教 (70600120)
河野 健一 京都大学, 化学研究所, 助教 (70732874)
|
研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
|
配分額 *注記 |
47,190千円 (直接経費: 36,300千円、間接経費: 10,890千円)
2017年度: 8,970千円 (直接経費: 6,900千円、間接経費: 2,070千円)
2016年度: 10,400千円 (直接経費: 8,000千円、間接経費: 2,400千円)
2015年度: 27,820千円 (直接経費: 21,400千円、間接経費: 6,420千円)
|
キーワード | 細胞内送達 / 抗体 / エンドサイトーシス / マクロピノサイトーシス / クモ毒 / 膜傷害性ペプチド / バイオ医薬品 / バイオ高分子医薬品 / エンドソーム膜不安定化ペプチド / 薬学 / 蛋白質 / 細胞 / 薬物送達 |
研究成果の概要 |
バイオ医薬品は 一般に細胞膜透過性を有しないため、効率的な細胞内送達法の開発は、新しい医薬品・医療の開発という観点から大きな波及効果を与える。本研究では、細胞膜への傷害性が非常に高い、クモ毒由来のカチオン性の両親媒性ヘリックスペプチドM-lycotoxinの疎水面のロイシンを酸性アミノ酸であるグルタミン酸に置換したL17Eペプチドを創出した。L17Eは、細胞膜には顕著な傷害性を示さない反面、エンドソーム膜を効果的に不安定化する特性を有しており、通常はエンドソーム内に保持される抗体などのタンパク質を効果的にサイトゾルに 放出できることが分かった。
|