研究課題/領域番号 |
15H02505
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
薬理学一般
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
萩原 正敏 京都大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (10208423)
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研究分担者 |
武内 章英 京都大学, 医学(系)研究科(研究院), 准教授 (90436618)
大江 賢治 京都大学, 学内共同利用施設等, 講師 (30419527)
二宮 賢介 京都大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (00437279)
飯田 慶 京都大学, 医学研究科, 特定助教 (00387961)
奥野 友紀子 京都大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (00372524)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
中途終了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
19,760千円 (直接経費: 15,200千円、間接経費: 4,560千円)
2015年度: 19,760千円 (直接経費: 15,200千円、間接経費: 4,560千円)
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キーワード | 創薬 / CRISPR / iPS / スプライシング |
研究実績の概要 |
本研究の目的は、スプライシング異常に起因するRNA 病を標的とした新規治療方法を創製することであり、関連する論文を2報、報告した。 一つ目は、加齢黄斑変性症における病的な脈絡膜血管新生を抑制する化合物SRPIN803を同定した論文である(Molecular Pharmacology May 20, 2015 mol.114.097345)。SRPIN803は、SRPK1(SRSF protein kinase 1)とCK2 (Casein kinase 2)を同時に抑制することにより、リード化合物であるSRPIN340よりも強い病的血管新生作用を示した。加齢黄斑変性症のモデルマウスにおいて点眼による効果であり、臨床応用の可能性が示唆される報告である。 二つ目は、メタボリックシンドロームにおける脂肪分化を抑制する化合物BINDYを同定した論文である(Bioorganic & Medicinal Chemistry 23:4434,2015)。BINDYは、リード化合物であるINDYよりも強いDYRK kinase阻害効果を有し、脂肪分化に重要な転写因子であるPPARγとC/EBPαの発現を抑制することにより、3T3-L1細胞の脂肪分化を抑制した。最近、DYRK1Bの機能獲得型の遺伝子変異がメタボリックシンドロームを増悪させる報告からも、BINDYがメタボリックシンドロームに効果を示す可能性が示唆された。
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現在までの達成度 (段落) |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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