研究課題/領域番号 |
15H02563
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
泌尿器科学
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研究機関 | 弘前大学 |
研究代表者 |
大山 力 弘前大学, 医学研究科, 教授 (80282135)
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研究分担者 |
羽渕 友則 秋田大学, 医学系研究科, 教授 (00293861)
畠山 真吾 弘前大学, 医学部附属病院, 講師 (10400136)
坪井 滋 弘前大学, 医学研究科, 研究員 (20526727)
盛 和行 弘前大学, 医学研究科, 助教 (40266903)
米山 徹 弘前大学, 医学研究科, 助教 (50587649)
橋本 安弘 弘前大学, 医学研究科, 准教授 (60322939)
米山 高弘 弘前大学, 医学研究科, 准教授 (90374834)
古家 琢也 弘前大学, 医学研究科, 准教授 (60321965)
飛澤 悠葵 弘前大学, 医学研究科, 助教 (70623768)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
39,130千円 (直接経費: 30,100千円、間接経費: 9,030千円)
2019年度: 6,630千円 (直接経費: 5,100千円、間接経費: 1,530千円)
2018年度: 7,410千円 (直接経費: 5,700千円、間接経費: 1,710千円)
2017年度: 6,630千円 (直接経費: 5,100千円、間接経費: 1,530千円)
2016年度: 10,920千円 (直接経費: 8,400千円、間接経費: 2,520千円)
2015年度: 7,540千円 (直接経費: 5,800千円、間接経費: 1,740千円)
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キーワード | 前立腺癌 / 前立腺特異抗原 / レクチン / 糖鎖 / 前立腺がん / PSA / 診断 / バイオマーカー / 腫瘍マーカー |
研究成果の概要 |
前立腺癌のスクリーニングで広く使用されている前立腺特異抗原:prostate specific antigen(PSA)法の欠点であった特異度の低さを克服するために、PSAの糖鎖構造の癌性変異を検出する新規アッセイ法を開発した。この新規アッセイ法は感度、特異度共に従来のPSA法を遥かに凌駕し、不要な前立腺生検を約40%削減可能となった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
前立腺癌は欧米のみならず、我が国においても発生頻度の高い癌の一つであるが、PSAを用いたスクリーニングによって、過剰診断や過剰治療が行われている可能性がある。この問題を解決するには、PSAの弱点である特異度を改善する必要がある。本研究では、PSA糖鎖の癌性変異をレクチンで捉えて定量化する新規アッセイ系を開発し、実臨床でのスクリーニングに適応可能なレベルまで実用性を高めた。本アッセイ系を使用することにより、不要な前立腺生検を約40%削減できるため、患者の負担軽減と医療費の大幅な削減効果が期待できる。
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