研究課題/領域番号 |
15H02564
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
産婦人科学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
木村 正 大阪大学, 医学系研究科, 教授 (90240845)
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研究分担者 |
馬淵 誠士 大阪大学, 医学系研究科, 助教 (00452441)
遠藤 誠之 大阪大学, 医学系研究科, 講師 (30644794)
熊澤 惠一 大阪大学, 医学系研究科, 助教 (90444546)
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研究協力者 |
松本 有里
高橋 良子
笹野 智之
黒田 浩正
小笹 勝巳
横井 恵理子
甲村 奈緒子
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
41,470千円 (直接経費: 31,900千円、間接経費: 9,570千円)
2017年度: 9,620千円 (直接経費: 7,400千円、間接経費: 2,220千円)
2016年度: 15,080千円 (直接経費: 11,600千円、間接経費: 3,480千円)
2015年度: 16,770千円 (直接経費: 12,900千円、間接経費: 3,870千円)
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キーワード | MDSC / エストロゲン / 妊娠 / 子宮頸癌 / 流産 / 造血幹細胞 / MDSC制御 / 婦人科癌 / 妊娠高血圧症候群 / 新規治療 |
研究成果の概要 |
エストロゲンがMDSC誘導に与える影響、妊娠中のエストロゲン増加が妊娠の維持および癌の進展に与える影響、MDSCの制御法の確立を目指して研究を行った。結果、①エストロゲンが、造血幹細胞の増殖およびMDSCへの分化を促進すること、妊娠中エストロゲン増加が、MDSCの誘導を介して子宮頸癌・乳癌の進展を促進することが示された。また、②妊娠中にMDSCが著明に増加し、そのMDSCは強いT細胞抑制能を有すること、妊娠早期からMDSCを阻害すると流産が誘導されることが確認できた。さらに、③MDSCを選択的に阻害する(CD8陽性T細胞やNK細胞には影響せずに)薬剤として、新規抗癌剤PM01183を見出した。
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