研究課題/領域番号 |
15H02571
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
機能系基礎歯科学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
二ノ宮 裕三 九州大学, 味覚・嗅覚センサ研究開発センター, 特任教授 (50076048)
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研究分担者 |
重村 憲徳 九州大学, 歯学研究院, 教授 (40336079)
吉田 竜介 九州大学, 歯学研究院, 准教授 (60380705)
實松 敬介 九州大学, 歯学研究院, 助教 (70567502)
岩槻 健 東京農業大学, 応用生物科学部, 准教授 (50332375)
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連携研究者 |
安松 啓子 (中野 啓子) 九州大学, 味覚・嗅覚センサ研究開発センター, 特任准教授 (50380704)
高井 信吾 九州大学, 大学院歯学研究院, 助教 (30760475)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
40,820千円 (直接経費: 31,400千円、間接経費: 9,420千円)
2017年度: 12,740千円 (直接経費: 9,800千円、間接経費: 2,940千円)
2016年度: 14,300千円 (直接経費: 11,000千円、間接経費: 3,300千円)
2015年度: 13,780千円 (直接経費: 10,600千円、間接経費: 3,180千円)
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キーワード | 口腔腸管味覚センサー / 糖輸送体受容経路 / 代謝センサー / 食欲調節ホルモン / レプチン / エンドカンナビノイド / コレシストキニン / 肥満 / 歯学 / 味覚 / シグナル伝達 / 内分泌 / 神経科学 |
研究成果の概要 |
本研究は、口腔・脳・腸で協調して働く味情報・内分泌連関系の分子基盤と食調節機能について検索した。その結果、マウス味細胞・腸内分泌細胞はノンカロリー物も受容する甘味受容体T1R2/T1R3と糖特異的輸送体経路を共にもち、脳の食欲抑制ホルモン・レプチンは糖輸送体経路上の代謝センサーKATPチャネルに働き、細胞興奮性を低下させ甘味応答や糖吸収能を抑制することがわかった。また、腸管ホルモンのCCKは、味細胞では苦味の神経情報伝達に寄与することが判明した。高脂肪食摂取によるレプチン濃度の上昇は、代謝センサーを介するエネルギー調節能を低下させ、肥満の危険性を増加させることが示唆された。
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