研究課題/領域番号 |
15H02674
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
計算機システム
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
山際 伸一 筑波大学, システム情報系, 准教授 (10574725)
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研究分担者 |
河原 吉伸 大阪大学, 産業科学研究所, 准教授 (00514796)
和田 耕一 筑波大学, システム情報系, 教授 (30175145)
坂本 比呂志 九州工業大学, 大学院情報工学研究院, 教授 (50315123)
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研究協力者 |
丸茂 孝一
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
17,940千円 (直接経費: 13,800千円、間接経費: 4,140千円)
2018年度: 5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2017年度: 4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2016年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2015年度: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
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キーワード | データ圧縮 / ストリームデータ圧縮 / ストリーム / ロスレス / ロスレスデータ圧縮 / 動的ヒストグラム / ハードウェア / ロスレス圧縮 |
研究成果の概要 |
通信・映像・センサといった情報源が発するデータ量の爆発的な増加に伴い、データ伝送路に超高周波での実装が要求され、困難を極める状況にある。一定のデータ塊を単位として圧縮・復号するブロッキング圧縮によるデータ量の削減は従来から行われているが、常に流れ出る高速データ源では処理が間に合わず破綻する。伝送路で直に圧縮できればよいがハードウェアで効果的に実装できる技術がない。そこで、本研究は伝送路に流れるデータの出現統計をリアルタイムに生成し、圧縮・復号するストリーム圧縮ハードウェア技術を開発する。この技術は伝送路の物理的容量限界を超えたデータ伝送が可能な高信頼コンピューティングへの基盤技術の確立を狙う。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
データストリームをリアルタイムにデータ圧縮できる新しい方式を開発することが出来た。学術的にはこれまでのデータ圧縮技術では対象としていなかったデータストリームを扱える新しい研究分野へのきっかけとなる成果をもたらすことが出来た。さらに、本研究の成果は産業界でもすでに実用化されている。データストリームを対象にするデータ圧縮技術は、Society 5.0といった将来のIoT社会を形成する上で通信量の削減や消費電力の低下、さらには、計算処理の高性能化といった多岐にわたる社会実装が可能で多くのニーズがあることがわかったことも成果の一部といえる。
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