研究課題/領域番号 |
15H02695
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
情報ネットワーク
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研究機関 | 法政大学 |
研究代表者 |
滝沢 誠 法政大学, 理工学部, 教授 (80188119)
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研究分担者 |
榎戸 智也 立正大学, 経営学部, 教授 (10360158)
Barolli Leonard 福岡工業大学, 情報工学部, 教授 (40312722)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
18,070千円 (直接経費: 13,900千円、間接経費: 4,170千円)
2018年度: 4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2017年度: 4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2016年度: 4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2015年度: 4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
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キーワード | ネットワーク / 情報システム / 分散システム / 消費電力モデル / アルゴリズム / エコ情報システム / 分散型システム / 電力消費モデル / エコ分散システム / グリーンコンピューティングシステム / 仮想マシン移行アルゴリズム / 計算モデル / サーバ選択アルゴリズム / 多レベル電力消費モデル / エコ分散シミュレータ / 仮想マシン移行モデル |
研究成果の概要 |
情報システムで消費される電力量を低減するために、応用プロセスを実行したときにコンピュータ全体で消費される電力量を考えるソフトウェアの観点にたったマクロレベル方法論に基づいて研究を行った。本研究課題では、プロセスをサーバ間で移行させることにより、サーバのクラスタ全体の消費電力量を低減させる方式を新たに提案している。特に、仮想マシンを用いて、仮想マシンをサーバ間で移行させるアルゴリズムを研究した。開発したエコ分散シミュレータを用いて評価を行い、仮想マシン移行アルゴリズムにより、クラスタ全体の消費電力を低減し、各プロセスの実行時間を短縮できることを示した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
地球環境を守るために、情報システムでも消費電力を低減することが喫緊の課題となっている。これまでCPU等のハードウェア要素の省電力化はメーカ等で行われてきたが、コンピュータではプロセスが実行されることにより電力が消費される。このため、本研究課題では、あらたにソフトウェアの観点から、各種の応用プロセスを実行したときに消費される電力を低減することを目的としている点に新規性と有用性がある。IoTに代表されるような大規模化する情報システムで必須の課題となる省電力化のソフトウェア基盤となる研究である。
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