研究課題/領域番号 |
15H02702
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
マルチメディア・データベース
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
義久 智樹 大阪大学, サイバーメディアセンター, 准教授 (00402743)
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研究分担者 |
後藤 佑介 岡山大学, 自然科学研究科, 准教授 (10551038)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
18,200千円 (直接経費: 14,000千円、間接経費: 4,200千円)
2017年度: 6,240千円 (直接経費: 4,800千円、間接経費: 1,440千円)
2016年度: 5,850千円 (直接経費: 4,500千円、間接経費: 1,350千円)
2015年度: 6,110千円 (直接経費: 4,700千円、間接経費: 1,410千円)
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キーワード | インターネット高度化 / 衛星通信・放送 / 情報システム / ストリーミング / インターネット放送 |
研究成果の概要 |
スマートフォンでYouTubeの投稿動画の視聴中に再生が途切れることがあるように、現状のビデオオンデマンド配信では、再生端末の数が多くなると再生が途切れる。本研究では、放送通信融合環境を用いた新しいビデオオンデマンドシステム(次世代ビデオオンデマンドシステム)を全体構想とし、途切れずに継続的に再生できる再生継続型のビデオオンデマンド配信という誰もが不可能と考えていた困難な問題に取り組んだ。この目的を達成するため、代表者がこれまで専門的に行ってきた再生途切れ時間短縮方式を進化させ、「マージチェーニング」「再生環境適応型映像品質」「代替映像創出」という従来のアプローチとは異なる技術を打ち出した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の学術的な特色は、次世代ビデオオンデマンドシステムというこれまでにない全く新しいビデオオンデマンドシステムを誕生させる点にある。次世代ビデオオンデマンドシステムを誕生させるために、再生が途切れない映像配信方式を提案する。同様の目的をもつ研究が発表されているが、再生端末の数が非常に多いと再生途切れ時間が長くなって次世代ビデオオンデマンドシステムを実現できなかった。本研究を発端として次世代ビデオオンデマンドシステムが普及する波及効果が期待される。国際的にも次世代ビデオオンデマンドシステムに関する先駆的な研究となることが予想され、情報通信分野の発展に大きく貢献できる意義がある。
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