研究課題/領域番号 |
15H02735
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
ヒューマンインタフェース・インタラクション
|
研究機関 | 岐阜大学 |
研究代表者 |
寺田 和憲 岐阜大学, 工学部, 准教授 (30345798)
|
研究分担者 |
栗原 一貴 津田塾大学, 学芸学部, 准教授 (10462855)
高橋 英之 大阪大学, 基礎工学研究科, 特任講師(常勤) (30535084)
山田 誠二 国立情報学研究所, コンテンツ科学研究系, 教授 (50220380)
宮崎 美智子 大妻女子大学, 社会情報学部, 講師 (90526732)
|
研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
|
配分額 *注記 |
16,250千円 (直接経費: 12,500千円、間接経費: 3,750千円)
2018年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2017年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2016年度: 5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2015年度: 5,720千円 (直接経費: 4,400千円、間接経費: 1,320千円)
|
キーワード | ヒューマンインタフェース / 認知科学 / 人工知能 / 社交不安 / コミュニケーション障害 / ロボティクス / 情動 / ユーザインターフェース / マルチモーダルインターフェース / 知能ロボティックス / 社会系心理学 |
研究成果の概要 |
モバイルパーソナルスペースが社交不安を軽減させ,コミュニケーションを活性化させる可能性を持つことを示した.また,VRルームは生身の第三者の人間の補助なしに,プレゼンターの本番直前の心理的負担を軽減できるツールとして練習時に用いることができることが分かった. また,情動表現を行うエージェントの提示によって話し手の緊張を緩和させる手法を提案した.また,人の推論において,従来よりも本質的に難しい問題において,人間の推論能力とソーシャルリレーションの関係を調査し,ソーシャルリレーションの汎用性,強力さを示した.また,ARを用いたゲーミフィケーションが課題への動機づけを向上させることを示した.
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究成果の学術的意義は,情報機器を通じたコミュニケーションにおいても相手に関する知覚レベルの情報が社会的な状況の認知に影響を与え,社交不安などのネガティブな情動を引き起こすことを示した点,また,工学的実装よってそれらの知覚的な情報を加工することによって,その影響を制御できる点である.社会的意義は近年問題が顕在化しつつあるひきこもりやコミュ障などの社交不安障害に対して情報機器による介入が有用である可能性を示した点である.
|