研究課題/領域番号 |
15H02787
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
図書館情報学・人文社会情報学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
池田 大輔 九州大学, システム情報科学研究院, 准教授 (00294992)
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研究分担者 |
小山 幸伸 大分工業高等専門学校, 情報工学科, 講師 (50598513)
今井 弘二 国立研究開発法人情報通信研究機構, 戦略的プログラムオフィス, 研究員 (50711230)
荒木 寛幸 文部科学省科学技術・学術政策研究所, 第2調査研究グループ, 上席研究官 (80542026)
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研究協力者 |
比良松 道一
平川 剛
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
13,650千円 (直接経費: 10,500千円、間接経費: 3,150千円)
2018年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2017年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2016年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2015年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
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キーワード | データリポジトリ / ベクトル空間モデル / クイックルック / 研究データ / 学術情報流通基盤 / ベクトル空間 |
研究成果の概要 |
様々なデータを分野外の人でも簡単に使えることを目指し、データ流通基盤の概念的なフレームワークを提案し、複数分野に適用し評価する。複数分野の研究者や産業界を対象に調査を行い、ニーズの存在を明らかにした上で、概念的なモデルを構築した。既存の地理情報収集システムを改良し、複数のデータリポジトリを構築し、試験的に運用した(論文誌、国際会議)。インターフェイスについては複数分野の研究者向けと、教育など一般向けのデータ利用に関するプロトタイプを構築、実運用の上、国際学会等で発表を行った。データを拡充する手段として、論文から自動的に関連するデータセットを特定するアルゴリズムを構築した(国際会議)。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
研究期間内に、実際に検索を用いてメタデータを管理するフレームワークを、すでにあるクラウドサービス上で仮想的に実装し、個別化できることを示し、概念の検証を行った。また、非専門家の利用を含む、複数の分野での利用を前提にしたデータリポジトリの利用者インターフェイスも構築した。これらにより、異分野のデータを発見することが容易となり、また、データの利用方法の可視化にもつながり、研究の再現性の確保にもつながる。一方で、専門家が深く利用するには、まだ多くの課題があることも分かった。
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