研究課題/領域番号 |
15H02803
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
環境動態解析
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
長田 和雄 名古屋大学, 環境学研究科, 教授 (80252295)
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研究分担者 |
定永 靖宗 大阪府立大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (70391109)
黒崎 泰典 鳥取大学, 乾燥地研究センター, 准教授 (40420202)
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連携研究者 |
鵜野 伊津志 九州大学, 応用力学研究所, 教授 (70142099)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
17,420千円 (直接経費: 13,400千円、間接経費: 4,020千円)
2017年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2016年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2015年度: 10,400千円 (直接経費: 8,000千円、間接経費: 2,400千円)
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キーワード | アンモニア / 硝酸 / 越境汚染 / PM2.5 / 環境計測 |
研究成果の概要 |
気候影響や環境影響の大きい反応性窒素のうち、量的に重要なアンモニアと硝酸を中心に、中国大陸方面からの越境汚染時の濃度やガス・粒子の分配状態を把握するため、鳥取大学・乾燥地研究センターで2016年2月から2017年10月にかけて高時間分解能での長期連続観測をおこなった。ガス態のNH3やHNO3は春~初夏にかけて濃度が高かった。一時間値の風向別解析から、春~初夏にかけてのNH3とHNO3の濃度増加は、国内の影響ではなく、越境輸送による可能性が高いと考えられる。粒子態アンモニウム塩は、微小粒子だけでなく、粗大粒子としても春季を中心に越境輸送されてくることがわかった。
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