研究課題/領域番号 |
15H02804
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
環境動態解析
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
中川 書子 名古屋大学, 環境学研究科, 准教授 (70360899)
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研究分担者 |
野口 泉 地方独立行政法人北海道立総合研究機構, 環境・地質研究本部環境科学研究センター, 課長 (10442617)
柴田 英昭 北海道大学, 北方生物圏フィールド科学センター, 教授 (70281798)
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連携研究者 |
金谷 有剛 (独)海洋研究開発機構, 地球表層物質循環研究分野, 分野長代理 (60344305)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
16,380千円 (直接経費: 12,600千円、間接経費: 3,780千円)
2017年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2016年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2015年度: 8,840千円 (直接経費: 6,800千円、間接経費: 2,040千円)
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キーワード | ガス状亜硝酸 / 三酸素同位体組成 / 対流圏 / 直接排出 / 二次生成 / 亜硝酸ガス / 都市大気 / 二酸化窒素 / 窒素同位体組成 / 窒素酸化物 / 大気 / 森林大気 |
研究成果の概要 |
大気中のガス状亜硝酸(HONO)は、日中の光分解反応により、OHラジカルを生成する。HONOの発生源には、各種発生源からの直接排出と大気中の窒素化合物からの二次生成の二種類が想定される。そこで本研究では、HONOの三酸素同位体異常(Δ17O値)を指標に用いることで、二次生成由来のHONOの寄与率を見積もることに挑戦した。Δ17O値は、大気中のHONOを炭酸カリウム含浸フィルターに捕集した上でNO2-として抽出し、それをアジ化水素と反応させてN2Oに変換し、さらに熱分解によってO2に変換した上で質量分析計に導入し、Δ17O値を定量することに成功した。
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