研究課題/領域番号 |
15H02843
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
環境モデリング・保全修復技術
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研究機関 | 琉球大学 |
研究代表者 |
山崎 秀雄 琉球大学, 理学部, 教授 (40222369)
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研究分担者 |
山城 秀之 琉球大学, 熱帯生物圏研究センター, 教授 (80341676)
須田 彰一郎 琉球大学, 理学部, 教授 (00359986)
日高 道雄 琉球大学, 理学部, 教授 (00128498)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
16,900千円 (直接経費: 13,000千円、間接経費: 3,900千円)
2017年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2016年度: 4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2015年度: 8,060千円 (直接経費: 6,200千円、間接経費: 1,860千円)
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キーワード | 造礁サンゴ / サンゴ / ブラックバンド病 / シアノバクテリア / 感染症 / 環境変動 / 病変 / 細菌 / 硫化水素 / 毒素 / サンゴ礁 / 病理学 / 海水富栄養化 / 海洋生物学 / アミノ酸 / 富栄養化 |
研究成果の概要 |
近年、世界各地でサンゴ病変が拡大しており、サンゴ礁生態系衰退の要因として危惧されている。本研究では、ブラックバンド病(BBD)を対象に、サンゴ病変予防技術確立に必要な生物学的基礎知見を得ることを目的とした。調査の結果、沖永良部島、宮古島、台湾緑島の広域でBBD発症サンゴが確認され、被覆状コモンサンゴの高率罹患が沖縄近海で認められた。沖縄で見られるBBDに関与するシアノバクテリアとして、Roseofilum reptotaeniumを同定し、他にも数多くの未記載種の存在が確認された。BBDの治癒を促す各種処理を検討した結果、連続暗黒処理が現時点で最も有効な手段である事が明らかになった。
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