研究課題/領域番号 |
15H02844
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
環境モデリング・保全修復技術
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研究機関 | 県立広島大学 |
研究代表者 |
三苫 好治 県立広島大学, 生命環境学部, 教授 (20301674)
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研究分担者 |
奥田 哲士 龍谷大学, 理工学部, 准教授 (60343290)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
17,030千円 (直接経費: 13,100千円、間接経費: 3,930千円)
2017年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2016年度: 7,410千円 (直接経費: 5,700千円、間接経費: 1,710千円)
2015年度: 6,370千円 (直接経費: 4,900千円、間接経費: 1,470千円)
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キーワード | 放射性セシウム / 熱分離 / 磁気分離 / 塩化鉄 / 除染 / 放射性汚染物質 / ナノ粒子 / 分級 / 環境材料 / 環境技術 / 廃棄物処理 / 有害化学物質 / 放射線 |
研究成果の概要 |
東日本大震災に端を発する福島第1原発事故により,原発周辺地域への放射性物質(特に放射性セシウム,以降,放射性Cs)の飛散が深刻な環境問題を引き起こした。復興が進むにつれ,仮置き場に運び込まれる汚染土壌量は莫大となり,その減容化は喫緊の課題である。既存法の湿式土壌分級法や熱分離(1360 ℃)法では,それぞれ廃水処理や過酷な処理条件に伴い,コスト高に繋がる等の課題がある。このような状況下,当該研究者らは本研究課題の推進によって,常圧加熱条件下(900 ℃),塩化鉄(様々な汚染土に対して0.2 %~10 %添加)を利用して迅速に高濃度Cs汚染土壌を99 %以上の高効率で熱分離する新技術を開発した。
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