研究課題/領域番号 |
15H02876
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
デザイン学
|
研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
藤 智亮 九州大学, 芸術工学研究院, 准教授 (60274544)
|
研究分担者 |
綿貫 茂喜 九州大学, 芸術工学研究院, 教授 (00158677)
|
研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
|
配分額 *注記 |
14,820千円 (直接経費: 11,400千円、間接経費: 3,420千円)
2018年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2017年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2016年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2015年度: 5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
|
キーワード | 少子化社会対策 / プロダクトデザイン / 工業デザイン / 設計工学 / 生理人類学 / 育児支援 / 乳児 |
研究成果の概要 |
赤ちゃんが、どのような刺激で泣き止むかを客観的に知ることによって育児の負担が軽減する。本研究では、まず揺れと音の刺激に対して赤ちゃんが泣き止むかどうかを実験的・科学的に明らかにした。そして、実験結果を基にして、ぐずる赤ちゃんをなだめるために有用なベビーベッドを提案した。かつて炊飯器や冷蔵庫が主婦の家事負担の軽減に寄与したように、本研究成果は育児イノベーション創出に寄与するものと考えている。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
学術的意義は、赤ちゃんが快適に感じる揺れや音の刺激に関し、月齢別に効果の程度を赤ちゃんの生理評価により明らかにした点にある。また、デザイン対象の赤ちゃん製品の評価に関し、従来の主観的な評価方法に加えて生理値により客観的に評価する方法を示した点にも意義がある。 本研究で示した科学的データは育児負担の軽減に役立つ製品開発の基礎データとなる。よって、本研究成果は少子化社会対策に寄与する点において社会的意義がある。
|