研究課題/領域番号 |
15H02884
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
家政・生活学一般
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研究機関 | 三重県立看護大学 |
研究代表者 |
宮崎 つた子 三重県立看護大学, 看護学部, 教授 (30314115)
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研究分担者 |
本田 育美 名古屋大学, 医学系研究科(保健), 教授 (30273204)
井倉 一政 三重県立看護大学, 看護学部, 助教 (60733011)
大平 肇子 三重県立看護大学, 看護学部, 教授 (20259386)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
13,000千円 (直接経費: 10,000千円、間接経費: 3,000千円)
2018年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2017年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2016年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2015年度: 6,370千円 (直接経費: 4,900千円、間接経費: 1,470千円)
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キーワード | 虐待防止 / 子育て支援 / 妊娠期 / リスク因子 / 補償因子 / 育児ストレス / 児童虐待 / ネウボラ / 児童虐待防止 / 子どもの虐待 / 育児不安 / 子ども虐待 / 医療的ケア |
研究成果の概要 |
本研究の目的は,妊娠期からの子ども虐待危険因子と補償因子を明らかにすることである.妊娠期に我々が実施した調査の対象だった母親2662名に対し調査票記入を依頼し、育児ストレスの縦断的調査を実施した.育児ストレスの調査は子どもの3~4ヶ月,10ヶ月,18ヶ月の時期に行い、1487名から回答が得られ,母親や子どもの属性で育児ストレスの内容に違いがあった.調査の結果、母親のストレス対処特性は,子どもの発達時期で変化することが明らかになり,妊娠期からの子どもの虐待防止支援プログラムの開発に示唆を得た.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究成果として示した、子ども虐待のリスク因子だけにとらわれない妊娠期からの補償因子に着目した育児ストレスとストレスコーピング特性の具体的な関連結果は、独自性があり学術的に意義があると考える。 また、研究結果から、従来、普遍的とされていたコーピング特性が、妊娠・出産・子育て期のライフイベントで一部変化することに着目した、妊娠期からの切れ目のない子育て支援介入アプローチは、子ども虐待防止につながるポピュレーションアプローチとして期待できるという点で社会的意義があると思われる。
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