研究課題/領域番号 |
15H02897
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
食生活学
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研究機関 | 神戸大学 |
研究代表者 |
水野 雅史 神戸大学, 農学研究科, 教授 (00212233)
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研究分担者 |
白井 康仁 神戸大学, 農学研究科, 教授 (60263399)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
17,290千円 (直接経費: 13,300千円、間接経費: 3,990千円)
2017年度: 4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2016年度: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2015年度: 7,800千円 (直接経費: 6,000千円、間接経費: 1,800千円)
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キーワード | レンチナン / 抗炎症作用 / 炎症性腸疾患 / 腫瘍壊死因子受容体 / Dectin-1 / 腫瘍壊死因子受容体1 / グルカン / 制御性T細胞 / 食物繊維 / 食品 / 栄養学 / 免疫学 / 小腸上皮細胞 / 樹状細胞 / Th1/Th2バランス |
研究成果の概要 |
レンチナンによる腸管炎症抑制の機構としては、腸上皮細胞基底膜側に発現しているTNF-α受容体であるTNFR1の発現量が減少し、それに伴いNF-κBの核内移行、炎症性サイトカインの産生が抑制されると想定されている。そこで本研究では、レンチナンが誘導する細胞膜でのTNFR1の発現変化を可視化することによって検討した。TNFR1-GFP融合タンパ ク質の細胞膜での発現量が、レンチナン処理により有意に低下することが明らかになった。さらに、全反射照明蛍光顕微鏡観察により、レンチナン による細胞膜に存在するTNFR1量の減少は、TNFR1の細胞膜への輸送が抑制されるためであることが明らかとなった。
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