研究課題/領域番号 |
15H02917
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
科学教育
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
谷田 親彦 広島大学, 教育学研究科, 准教授 (20374811)
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研究分担者 |
安藤 明伸 宮城教育大学, 教育学部, 准教授 (60344743)
大谷 忠 東京学芸大学, 教育学部, 准教授 (80314615)
村松 浩幸 信州大学, 学術研究院教育学系, 教授 (80378281)
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研究協力者 |
橋本 孝之
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
12,740千円 (直接経費: 9,800千円、間接経費: 2,940千円)
2018年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2017年度: 4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2015年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
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キーワード | 中学校技術科 / 構想設計 / イノベーション |
研究成果の概要 |
本研究の目的は,中学校技術科で行われる「構想設計」を,今後の日本社会に求められている「イノベーション」能力育成の観点から重要視した上で,「構想設計」学習に関する授業を検討・提案・実践・評価することである。イノベーションにつながる構想設計の学習として「コンセプトデザイン」と「アドバンスデザイン」を提案し,これらの方針を踏まえて授業を開発・実践した。「コンセプトデザイン」に関する授業実践のひとつとして,技術の重要な概念であるトレード・オフを技術科の授業内で適切に扱う学習の枠組みを提案・具体化した「エネルギー変換の技術」の授業を計画・実践するとともに,実践的指導方法の検討を行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
技術リテラシーの涵養を目的とした技術教育の方法には,ものづくりを中心とした構想設計・製作・評価などの実践的・体験的な学習が用いられる。しかし,便利な現代社会で生活する子どもたちは,生活の中での課題意識を持つことが困難となっており,人間の単純かつ根源的な欲求・欲望を持つことさえも少なくなっている。そのため,利便性や快適さを目的とするものを企画してつくり出すための「構想設計」学習の方法を検討して,充実した技術教育を計画する必要がある。本研究では,中学校技術科で行われる「構想設計」を,今後の日本社会に求められている「イノベーション」能力育成の観点から重要視し,授業の検討・提案・実践・評価を行った。
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