研究課題/領域番号 |
15H02926
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育工学
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研究機関 | 福井大学 |
研究代表者 |
岸 俊行 福井大学, 学術研究院教育・人文社会系部門(教員養成), 准教授 (10454084)
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研究分担者 |
井上 博行 福井大学, 学術研究院教育・人文社会系部門(総合グローバル), 准教授 (10303356)
大久保 智生 香川大学, 教育学部, 准教授 (30432777)
澤邉 潤 新潟大学, 人文社会科学系, 准教授 (30613583)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
7,410千円 (直接経費: 5,700千円、間接経費: 1,710千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2015年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 授業研究 / 教授行動 / 授業マネージメント / 一斉授業 / 教師の暗黙知 / 小学校 / 中学校 / 学校の荒れ / 授業崩壊 / 雰囲気 / 非言語 / 授業雰囲気 / 授業認知 / 暗黙知 / 学習行動 / 教師 / 発話 / 机間巡視 / 視線 |
研究成果の概要 |
本研究課題では、小学校・中学校で行われている一斉授業に焦点を当て、授業記録をもとに教師の授業マネージメントの特徴と子どもの学習態度との検討を行った。その結果、教師の授業内での子どもへの対応が子どもの授業態度に影響を与え、さらに学級の荒れに繋がっていることが示唆された。さらに小学校と中学校の教師の授業マネージメントを比較した結果、子どもとの関わりにおいて小学校の教師と中学校の教師では違いがあることが明らかとなったが、子ども自身の学習態度においては大きな差は見られなかった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の大きな意義は下記の2点にある。1つには、荒れている学級と荒れていない学級における教師の授業マネージメントを比較した点である。荒れている学級を対象とした研究は対象学級の選定から難しく、事例研究にとどまることが大部分であった。本研究では荒れている学級を選定し通常学級と比較することを通してその特徴を明らかにしたところに学術的意義がある。2つに小学校と中学校の教師比較を行ったところに大きな特徴がある。義務教育学校が創設されるようになる中で、小中学校の教師の教授方略を検討し、その特徴を明らかにしたところに本研究の社会的意義が認められる。
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