研究課題/領域番号 |
15H02927
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育工学
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
三輪 和久 名古屋大学, 情報学研究科, 教授 (90219832)
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研究分担者 |
齋藤 ひとみ 愛知教育大学, 教育学部, 准教授 (00378233)
中池 竜一 平安女学院大学, 国際観光学部, 准教授 (00378499)
寺井 仁 近畿大学, 産業理工学部, 准教授 (30397442)
小島 一晃 帝京大学, 理工学部, 講師 (30437082)
神崎 奈奈 名古屋女子大学短期大学部, その他部局等, 准教授 (30708665)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
16,380千円 (直接経費: 12,600千円、間接経費: 3,780千円)
2017年度: 5,720千円 (直接経費: 4,400千円、間接経費: 1,320千円)
2016年度: 5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
2015年度: 5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
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キーワード | 認知モデル / 理論ベース思考 / メンタルモデル構築 / 心理学演習 / 手続き的知識 / Computational Thinking / メンタルモデル / 説明活動 / モニタリング |
研究成果の概要 |
本プロジェクトでは,モデルを作ることによる学習を,心理学や学習科学などの心の科学の領域に展開した。まず,モデルを作ることにより,理論ベース思考やメンタルモデルの構築が促進されることを,実験的に検証した。そこでの成果をベースに,新しい体験的学習パラダイムとしてのハイブリッド心理学演習とモデルアート認知科学演習への展開を図り,その有用性を実践的に検討した。そのための実験・実践基盤として,インターネットを介して全国に分散するユビキタス実験室を開発,実現した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
大学等の高等教育期間において,心理学部に代表される人間の心を探求する教育部局は日本全国に広がっており,基礎的なトレーニングとしての心理学実験演習が広く行われている。そこでは,デモ的な実験においてデータを収集し,それを分析,考察するという形で実践が重ねられている。本プロジェクトは,そこにモデルベースの実験演習が有用であることを示したものである。本プロジェクトの成果は,実験ベースで行う演習に,モデルベースの実験演習を加えることによって,より大きな学習効果をもたらすことを示しており,今後の認知科学,心理学教育に,新しい視点をもたらした。
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