研究課題/領域番号 |
15H02929
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育工学
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研究機関 | 三重大学 |
研究代表者 |
野村 由司彦 三重大学, 工学研究科, リサーチフェロー (00228371)
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研究分担者 |
津田 尚明 和歌山工業高等専門学校, 知能機械工学科, 准教授 (40409793)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
14,430千円 (直接経費: 11,100千円、間接経費: 3,330千円)
2019年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2018年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2017年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2016年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2015年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | ヒューマン・インターフェース / 動作学習 / 力学的インタフェース / 教育工学 / 認知科学 / 動作教示 / ユーザインタフェース / 知能ロボティックス / 感性情報学 / 生物・生体工学 / ユーザインターフェース |
研究成果の概要 |
機械を用いてスポーツや身体的技芸などの動作を学習者に教示する方法を比較した. 教示法は,従来の①Indicate:運動非惹起刺激による随意運動の示唆,④Enforce:強い外力での不随意運動の強制,提案法に加え,提案の②Induce (trigger):弱い外力による随意運動の誘発.提案法③Cooperate:中ぐらいの外力と随意運動とで運動に必要なパワーを分担する共動である. 特性関与因子は,(a)人と機械のパワー動員比,(b)ヒトが動員する感覚,(c)誤差フィードバックの有無と態様,(d)筋活性因子,(e)運動主体感因子など,動作教示特性は動作再現性能や動作学習効率などとした.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
従来の動作教示法は,①運動の示唆(ビデオ学習のような,機械が学習者の非運動感覚を介して随意運動を示唆)や,④運動の強制(外殻型パワードスーツのように,機械が大きな力学的パワーを発揮して不随意運動を強制)であった.これに対して,本研究では,新たに②随意運動の誘発(教示システムが弱い力を伝えることで,意識的な運動を学習者に「誘発」させる)や③随意運動の共動(教示システムと学習者が相補的に力を発揮して運動)を提案し,より効率的,効果的な動作教示法の開発に資する.
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