研究課題/領域番号 |
15H02938
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育工学
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研究機関 | 東洋英和女学院大学 |
研究代表者 |
柳沢 昌義 東洋英和女学院大学, 人間科学部, 教授 (30319008)
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研究分担者 |
竹内 俊彦 東京福祉大学, 教育学部, 准教授 (20327290)
佐藤 弘毅 名古屋大学, 国際機構, 准教授 (60402377)
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研究協力者 |
佐藤 弘毅 名古屋大学, 国際機構, 准教授 (60402377)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
16,640千円 (直接経費: 12,800千円、間接経費: 3,840千円)
2018年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2017年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2016年度: 6,500千円 (直接経費: 5,000千円、間接経費: 1,500千円)
2015年度: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
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キーワード | 電子黒板 / アクティブラーニング / スマートフォン / 巨大スクリーン / 巨大電子黒板 / ブレンディングテクノロジー / アクティブ・ラーニング / 壁面大スクリーン / 教育工学 / 電子デバイス・機器 / ユーザインタフェース / バーチャルリアリティ / 仮想現実 / 仮想教員 / ブレンディング・テクノロジー / ユーザインターフェース |
研究成果の概要 |
本研究では、壁面大に展開された電子黒板システムを構築し、それを用いたアプリケーション開発、教室環境の整備、実践授業が主たる目的である。 まず、このような教室環境としてハードウェア的に何が必要かを、研究と実践により明らかにし、電子黒板装置、壁面大のスクリーン、3台のプロジェクター、教壇、ライティング、音響設備などを実装した。ソフトウェア開発では、学生からのメッセージの適切な処理のため、Running Messageシステムを改良し、実際の授業の使用に耐えられるように、自由落下、質問の色分け、不適切発言処理、画面上での固定処理、流し処理を実装した。以上の開発と修正を実践授業を通して実現した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
大学での一斉講義では従来より、黒板と教科書とノートによって行われてきた。近年、電子黒板やスマートフォンといったICT機器を利用した講義も実現したが、投影される画面は小さく、講師とコンテンツが分離されるという問題点があった。本研究では、壁全体をスクリーンと電子黒板にすることで、講師がコンテンツの一部となって講義を行うことができる環境を構築し、学生がインタラクティブに参加できる複数の仕組みを開発した。本研究によってこのような環境でのアクティブラーニングにはどのような装置・環境・ソフトウェアが必要になるかが明らかになり、今後、類似した環境下で多くのインタラクティブな授業が普及すると期待される。
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