研究課題/領域番号 |
15H02947
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
文化財科学・博物館学
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
南 雅代 名古屋大学, 宇宙地球環境研究所, 准教授 (90324392)
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研究分担者 |
鍵 裕之 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 教授 (70233666)
三村 耕一 名古屋大学, 環境学研究科, 准教授 (80262848)
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研究協力者 |
冨山 慎二 名古屋大学, 大学院環境学研究科
中村 俊夫 名古屋大学, 名誉教授 (10135387)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
18,980千円 (直接経費: 14,600千円、間接経費: 4,380千円)
2017年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2016年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2015年度: 14,040千円 (直接経費: 10,800千円、間接経費: 3,240千円)
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キーワード | 炭素14年代 / 炭化物 / 化学処理 / 元素分析 / 赤外吸収スペクトル / 蛍光X線回折パターン / 化学前処理 / 蛍光X線回析パターン / 化学処理法 / 姶良テフラ / 段階的加熱 |
研究成果の概要 |
炭化物の炭素14年代測定のための化学処理法として用いられるABA法(酸/アルカリ/酸処理法)とABOx-SC法(酸/アルカリ/酸化処理-段階加熱法)の外来炭素の除去効果を、化学処理後に残存する成分の炭素14年代だけでなく、化学組成・化学構造変化を調べることにより比較した。 その結果、ABOx処理のほうがABA処理に比べ、残存している外来炭素をより効率的に除き、化学的に安定で高分子量の多環芳香族化合物(炭化物試料の本質成分)を抽出する効果が高いことがわかった。一方、3万年より若い試料の場合は両者の化学処理法の違いによってあまり差が見られず、化学処理後の段階加熱が重要であることがわかった。
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