研究課題/領域番号 |
15H02967
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会システム工学・安全システム
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
貞広 幸雄 東京大学, 空間情報科学研究センター, 教授 (10240722)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
18,070千円 (直接経費: 13,900千円、間接経費: 4,170千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 10,140千円 (直接経費: 7,800千円、間接経費: 2,340千円)
2015年度: 7,280千円 (直接経費: 5,600千円、間接経費: 1,680千円)
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キーワード | 空間スケール / 空間解析 / 平滑化 / 点分布 / 空間集計 / 解析 / 社会工学 / 地理情報システム / 空間情報科学 / 点分布分布 |
研究成果の概要 |
空間解析においては,空間スケールが重要な役割を果たす,どのような解析手法にも空間スケールの概念が内包されており,解析結果は常に空間スケールに依存する.ところが従来の空間スケール表現は,格子網による集計や,K関数法における円の半径など様々であり,汎用性がないことから,同一のスケールで解析結果を比較することが困難であった.そこで本研究では,探索的空間解析のための新たな空間スケール表現を開発し,解析結果を空間スケールの関数として表す方法を開発した.具体的には,元の空間オブジェクト分布に対して様々な平滑化を適用し,その結果をスケールによって微分することで,解析結果をスケールの関数として表現した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究で開発した空間スケール表現の方法は,極めて広範な空間解析手法に適用可能であり.既存手法の改良や新たな手法の開発などに大きく寄与することが出来る.また,空間解析は空間現象を対象とする様々な研究分野の研究者が行うことから,研究領域という意味においても広範な貢献が期待できると考えている.
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