研究課題/領域番号 |
15H02982
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会システム工学・安全システム
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研究機関 | 諏訪東京理科大学 |
研究代表者 |
須川 修身 諏訪東京理科大学, 工学部, 教授 (60162856)
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研究分担者 |
岡 泰資 横浜国立大学, 大学院環境情報研究院, 准教授 (10240764)
渡邉 憲道 科学警察研究所, 法科学第二部, 室長 (30356175)
案部 雄一郎 科学警察研究所, 法科学第二部, 研究員 (20779003)
木田 勇次 科学警察研究所, 法科学第二部, 研究員 (30779004)
本間 正勝 科学警察研究所, 法科学第二部, 主任研究官 (90356220)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
17,810千円 (直接経費: 13,700千円、間接経費: 4,110千円)
2017年度: 7,800千円 (直接経費: 6,000千円、間接経費: 1,800千円)
2016年度: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2015年度: 5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
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キーワード | 火災 / ニオイ / 定量分析 / 定性分析 / 火災感知 / 模型実験 / ガス濃度 / 可燃性液体 / 定量・定性 / 火災原因調査 / ニオイ分析 / 実規模燃焼実験 |
研究成果の概要 |
ニオイを指標とした火災感知から燃焼残渣物分析までを行う事を目的とした。ニオイの定性・定量測定そして感知には基準のニオイが必要であり、ニオイ基準に木材やプラスチックの酸化熱分解時に発生するニオイを選定した。このニオイ基準を用いて、実大燃焼時のニオイを検証した結果、火災時のニオイ変化を検知できた。燻焼燃焼や火源から離れた位置では、ニオイの変化の方が従来型の火災感知器より早い時間に検知できた。また、室内雰囲気のニオイをベースに設定しニオイ分を除去し、火災によるニオイ変化を明確に示せた。ニオイによる火災感知は、火源から遠い位置や燻焼燃焼のように緩慢に進展する火災に対して特に有効性が高い。
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