研究課題/領域番号 |
15H02986
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
自然災害科学・防災学
|
研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
中村 教博 東北大学, 高度教養教育・学生支援機構, 教授 (80302248)
|
研究分担者 |
後藤 和久 東北大学, 災害科学国際研究所, 准教授 (10376543)
菅原 大助 東北大学, 災害科学国際研究所, 助教 (50436078)
|
研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
|
配分額 *注記 |
17,680千円 (直接経費: 13,600千円、間接経費: 4,080千円)
2017年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2016年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2015年度: 9,880千円 (直接経費: 7,600千円、間接経費: 2,280千円)
|
キーワード | viscous remanence / tsunami disaster / fault gouge / 粘性残留磁気 / 地磁気 / 津波石 / 巨礫 / 津波起源巨礫 / 津波性巨礫 / 津波 / 活断層 |
研究成果の概要 |
粘性残留磁気から推定される津波の年代が、放射性炭素年代よりも古い年代を示すことに疑問を持ち、この年代の“ズレ”の原因を探ることに挑戦した。約4割もの巨礫の年代値がずれることが判明し、さらに過去30年間におよぶ粘性残留磁気の獲得・緩和実験結果も洗い直すことで、年代推定の拠り所としていたネール理論にフィットしない実験結果が多数存在した。そこで、拡張型指数関数を導入することで、実験結果と巨礫の年代値が整合することを国際誌にて発表した。また、砂質の津波堆積物の帯磁率異方性が古流向を示さないことを公表した。さらに、野島断層破砕帯の地震性滑りが400℃以上に加熱されたことを走査型磁場顕微鏡から解明した。
|