研究課題/領域番号 |
15H03008
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生体医工学・生体材料学
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研究機関 | 琉球大学 |
研究代表者 |
角南 寛 琉球大学, 医学部, 特命助教 (50374723)
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研究分担者 |
村上 明一 琉球大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (00733635)
石田 昌義 近畿大学, 医学部, 助教 (50643251)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
16,900千円 (直接経費: 13,000千円、間接経費: 3,900千円)
2017年度: 4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2016年度: 5,720千円 (直接経費: 4,400千円、間接経費: 1,320千円)
2015年度: 6,370千円 (直接経費: 4,900千円、間接経費: 1,470千円)
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キーワード | 脂肪幹細胞 / マイクロパターン / 大量培養 / 幹細胞抽出 / 細胞遊走 / iPS細胞 / 体性幹細胞 / 再生医学 / バイオ関連機器 / マイクロ・ナノデバイス / 生体材料 / 先端機能デバイス / 脂肪組織由来幹細胞 / 細胞分離 / 三次元パターン / 細胞足場 / バイオMEMS / 幹細胞 / ナノ材料 / 再生医療 |
研究成果の概要 |
脂肪幹細胞(ADSCs)は、脂肪組織に含まれる他の細胞よりもマイクロパターン上を速く遊走する。本研究は、こういったADSCsの性質を活用し、脂肪組織からADSCsのみを選択的に遊走させて迅速に抽出・培養できるマイクロパターン基材の開発を行った。このマイクロパターン基材は、脂肪組織からADSCsを迅速かつ大量に抽出しながら培養することができる。この技術は、癌化のリスクの低い安全なiPS細胞の分離や抽出をはじめ、様々な細胞の分離や抽出に応用可能である。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、安全で良質な細胞を迅速かつ大量に生産することができるシンプルなシステムを開発した。本システムはシンプルゆえに汎用性の高いシステムになる可能性を秘めており、ADSCsやiPS細胞だけでなく、さまざまな組織に含まれる細胞の分離や抽出、培養、疾患組織の細胞診断などにも応用可能である。そのため、医療産業への波及効果は非常に大きく、巨大な市場を新規開拓できると考えている。また、本システムは、遊走能の異なる細胞を的確に分離同定することが可能であることから、遊走能の異なる細胞のさまざまな細胞機能の差異を厳密に評価するような基礎研究用のツールとしても有望だと考えられる。
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