研究課題/領域番号 |
15H03043
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
リハビリテーション科学・福祉工学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
市橋 則明 京都大学, 医学研究科, 教授 (50203104)
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研究分担者 |
池添 冬芽 京都大学, 医学研究科, 准教授 (10263146)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
16,640千円 (直接経費: 12,800千円、間接経費: 3,840千円)
2017年度: 6,240千円 (直接経費: 4,800千円、間接経費: 1,440千円)
2016年度: 4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2015年度: 5,590千円 (直接経費: 4,300千円、間接経費: 1,290千円)
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キーワード | ストレッチング / 超音波 / エラストグラフィー / 筋 / 関節可動域制限 / ハムストリングス / せん断波エラストグラフィー / 大腿筋膜張筋 |
研究成果の概要 |
超音波のせん断波エラストグラフィー機能を用いて、個別の筋の伸張量の評価を行うことで、最適なストレッチング方法を検討し、以下の結果を得た。1)大腿筋膜張筋のストレッチングは、膝関節を90度以上屈曲位で股関節を内転伸展方向にストレッチングする方法が膝関節を伸展位でストレッチするよりも効果的である。2)ハムストリングスのストレッチングでは半膜様筋が最も伸張される。3)小胸筋のストレッチングは肩関節水平外転が効果的で有り、このストレッチングにより肩挙上時の肩甲骨の後傾と外旋角度を増加させることができる。4)棘下筋のストレッチングであるクロスボディストレッチングでは、肩甲骨の固定が重要である。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
超音波診断装置のせん断波エラストグラフィー機能を用いて、個別の筋の硬さの評価を行うことで、最適なストレッチング方法を検討した。その結果、今までは経験的に行われてきたストレッチング方法を筋の硬さの変化という指標で科学的に証明することができた。その成果として、ストレッチングに関する18の論文と38の学会発表を行った。これらの知見は理学療法やスポーツ現場でのストレッチングに大いに役立つと考える。
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