研究課題/領域番号 |
15H03044
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
リハビリテーション科学・福祉工学
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研究機関 | 立命館大学 |
研究代表者 |
美馬 達哉 立命館大学, 先端総合学術研究科, 教授 (20324618)
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研究分担者 |
野嶌 一平 名古屋大学, 医学系研究科(保健), 助教 (20646286)
植木 美乃 名古屋市立大学, 大学院医学研究科, 講師 (40467478)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
17,030千円 (直接経費: 13,100千円、間接経費: 3,930千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2016年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2015年度: 9,750千円 (直接経費: 7,500千円、間接経費: 2,250千円)
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キーワード | リハビリテーション / 非侵襲的脳刺激法 / 経頭蓋的直流刺激法 |
研究成果の概要 |
本研究計画では、下肢機能再建のための脳刺激・末梢電気刺激・反復運動による新しいハイブリッド型リハ手法を開発した。健常者での研究後に、慢性期の脳卒中後患者を対象として、罹患M1足領域に、各個人の歩行リズムと同期させた律動性経頭蓋直流刺激を与えた。慢性期脳卒中患者に介入を繰り返し施行した後、歩行機能が改善した。これは、歩行リズムと同期した脳刺激が歩行回復を誘導するための有望なアプローチであることを示唆する(投稿準備中)。以上のように、本研究では,当初目的通りに下肢リハビリの新しい手法を開発し、健常者での検討を終えた後に、臨床応用を遂行したものである。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
慢性期脳卒中患者での下肢機能の再建を実現することができれば、車いす生活となっている多くの患者にとってのADL,QOLの著明な改善に繋がることが期待される。また、車いす就労は制限されているため、下肢機能の改善を可能とする技術開発は、高齢社会の日本において生産人口の増加という点でも寄与できる。
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