研究課題/領域番号 |
15H03100
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
応用健康科学
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研究機関 | 東京医科大学 |
研究代表者 |
浜岡 隆文 東京医科大学, 医学部, 主任教授 (70266518)
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研究分担者 |
米代 武司 カリフォルニア大学サンフランシスコ校, 糖尿病センター, 学振海外特別研究員 (40724167)
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研究協力者 |
二連木 晋輔
黒澤 裕子
斉藤 昌之
布施 沙由理
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
15,210千円 (直接経費: 11,700千円、間接経費: 3,510千円)
2018年度: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2017年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2016年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2015年度: 6,760千円 (直接経費: 5,200千円、間接経費: 1,560千円)
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キーワード | 褐色脂肪組織 / 生活習慣病予防 / エネルギー消費 / 機能性食品 / カプシノイド / 茶カテキン / 運動 / 内臓脂肪 / 体脂肪 / 褐色脂肪 / 遺伝因子 / 環境因子 / メタボローム / 鎖骨上窩 / 年代別 / 男女別 / 外気温 / 医療・福祉 / 生理活性 / 肥満予防 / 運動トレーニング / 組織総ヘモグロビン量 |
研究成果の概要 |
組織の血液量(T-Hb濃度)を定量化できる時間分解近赤外分光法(TRS)装置を用いた褐色脂肪密度の評価の妥当性を報告した(Nirengi et al., Obesity 2015)。褐色脂肪密度は,男女差はなく,年齢とともに低下し,体脂肪率や内臓脂肪面積と負の相関を示した(Fuse et al., J Biomed Opt 2018)。 熱産生作用を有するカプシノイドの8週間の投与や(Nirengi et al., J Biomed Opt 2017)、12週間のカテキン含有茶の投与により褐色脂肪密度が有意に増加した(Nirengi et al., SprngerPlus 2017)。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
褐色脂肪組織はヒト成人でも確認され、褐色脂肪組織に関連する熱産生や食事誘発性熱産生の増加は肥満対策のターゲットの一つである。本研究では、幅広い年代において,時間分解近赤外分光法(TRS)を用いた褐色脂肪組織密度を測定し,その個人差を明らかにしてきた。加えて、若年健常者ではあるが、食品成分由来のカプシノイドや茶カテキンが褐色脂肪組織密度を増加させることも報告した。今後は、これらの食品成分の効果を有疾患者についても検討していく予定である。
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