研究課題/領域番号 |
15H03142
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
地域研究
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研究機関 | 龍谷大学 |
研究代表者 |
舟橋 健太 龍谷大学, 社会学部, 講師 (90510488)
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研究分担者 |
長崎 暢子 龍谷大学, 公私立大学の部局等, フェロー (70012979)
篠田 隆 大東文化大学, 国際関係学部, 教授 (20187371)
志賀 美和子 専修大学, 文学部, 教授 (80401157)
石坂 晋哉 愛媛大学, 法文学部, 准教授 (20525068)
鈴木 真弥 東京外国語大学, その他部局等, 研究員 (30725180)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
12,480千円 (直接経費: 9,600千円、間接経費: 2,880千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2017年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2016年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2015年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
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キーワード | インド / ローカル・リーダー / 社会運動 / 社会学 / 文化人類学 / 思想史 / 下層民 |
研究成果の概要 |
本研究プロジェクトは、「ローカル・リーダー」の登場と存在、活動に焦点を当てて、「下層民の台頭」の様相を考察の対象とし、現代インド社会の変容を検討した。そこでは、自コミュニティとの深い関係を有する宗教的聖人を掲げての運動ならびに自己主張や、下層の人びとによる起業をはじめとする経済活動、公益訴訟という手法による法的な申し立て活動、そしてそれらの背後にあるナショナルからローカルに至る各リーダーたちの思想が検討・考察された。それらに、現代インド社会の変容のうねりを認め、さらなる研究の展開・深化の必要性を確認するに至った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究プロジェクトの成果から、現代インド社会の変容の様相を、下層民の台頭ならびにローカル・リーダーの登場と存在、活動から検討することによって、「下からのうねり」として捉え、考察し得たものである。この観点は、とかく階層社会(時に階層固定的社会)と認識されるインド社会について、底流からの変化を検討の俎上に載せたものであり、重要な意義を有すると考えられる。また、そうした「下からのうねり」を、特定の領域に留まらない、多側面から検討し得たことにより、変容がはらむ可能性と困難について、深く考察に至ることができたものである。
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